面接(中立力を磨く) | 意識、伝え方、考え方を工夫するだけで結果は変えられる!

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現職:生活保護ケースワーカー として日々人の生活を支援する業務に励んでおります。自らが経験したこと等をもとに個人セッションを開催しております。
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「中立力を磨く」が今回のテーマです!



中立力とはいったい何か?
と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。




ここで話す中立とは、意見が完全に別れた時に、両方の意見を尊重し、真ん中の立ち場にいることだけでなく、
互いの意見を受け入れつつ、筋道を立てて自分の考えも伝える力と定義付けます。




そしてテーマには面接(中立力)と書いてありますが、就活の面接に限ったことではなく、日常生活で必要とされるコミュニケーション能力にも関わってくるところです。




ではそもそもなぜ(中立力)が大切なのか?どうして中立力を磨くべきなのか?



事例を踏まえて考えていきます。






友人Aさんが友人Bさんの最近の態度が気に食わず、友人Aさんがあなたに対して最近のBさんの態度をどう思うかと質問してきたとします。


(ここでは友人Aさん、Bさんとの仲の良さや距離感は割愛します)




Aさんはあなたに対してきっと共感して、Bさんが良くないと言って欲しいとします。



Bさんもあなたと面識があり、あなたに相談して来た場合、そんなことでAさん、怒らないでいいのにね みたいに共感して欲しいとします。





その時にあなたはどちらかの肩を持つのではなく、互いの意見を受け入れつつ、あなたの考えを話せるでしょうか?





AさんもBさんも人間なのだから感情の部分で高ぶってしまうところは仕方ありません。

しかし、あなたが話を聞くときは、「そうだったんだ。大変だったね」のような共感の感情を入れるべきでしょうが、あなたの意見を言う時には感情を入れるべきではありません。




意見を言う時は冷静に筋道を立てて互いの意見を受け入れつつ、Bさんに悪気はなかったのかもしれない、AさんはBさんのことを思って言ってくれたのかもしれないね。のようにあなたの考えを述べるべきです。




面接でも同じです。
製品Aはコストが安いが質が落ちる。
製品Bはコストも質も高い。


こういった場合、どちらを採用すべきかと聞かれた時に、



どちらも優れている点を述べ、時代や顧客のニーズに合ったものを抽出するために、優先順位を決めるなど考えてあなたの意見を述べることが重要です。




そして最後に同じことを繰り返さないために、話の本質を見極めことが重要です。




話の本質については次回で述べていきたいと思います。