親子の会話​

アメリカからこんにちは😃




①の続きです


















我が子の質問への 回答ですが


有効な少子化対策は

私がここで ズバッと提示できるほど

問題は 簡単ではない





時代が変わりましたが

私が子供を産んだ頃は

①保育園問題

②若手医師の労働環境

という 

2大問題が 大きく立ちはだかっていました




認可保育園には 全く入れず

勤務時間を考えると

超高額無認可保育園 しか選択肢はなく



収入=無認可保育園代<生きるのに必要な出費



つまり


働けば働く程

余計 貧乏になる


異常な時期がありました


この時点で 

普通は 働かない選択をする人が

多いと思います






また

若手の医師は 常に病院にいるもの

とか

女性だろうが

1人で子育てしてようが

男性や独身女性と同じように働け!

さもなければ

アルバイト(収入源)には行かせない

という

不当な労働環境

理不尽なプレッシャー







毎朝7時には我が子を保育園に預け

夜9時のお迎えに 間に合わないこともしばしば…

お金にならない 大学当直を 月8回

当直明けも もちろん普通に働く

完全なオフは 月に2,3回?

なんていう 今考えると  悲惨な環境でした


書類上は 9時5時勤務になってましたからね






今の若い先生は

保育園にも入れて

9時5時勤務でも 収入がある程度保証される

社会は随分変わったものです

そうじゃないと やってられへんわ!









私の愚痴みたいになりましたが

話はそこではなく



環境(少なくとも私の周りの女医の環境)は良くなったが、女性はさらに子供を産まない

ということです



理由は

政府の対応が遅すぎて

子供を産まない理由が 

そういう次元の話ではなくなってきている

から








少子化が進み過ぎて

国として縮小していく未来しか見えない

将来が不安

子供なんて産んでいる場合ではない

子供を産んでも可哀想

だから産まない



という 負のスパイラルに入っていると

感じます



無論 ライフスタイルの変化や価値観の変化も原因ですが

それは他国も同じなので 








政治家達が

目先の選挙ばかりみて

長期的な視点を欠いていたからです

50年後、100年後の国家を考え 政治をする

そんなリーダーは 

出てこなかったですね…






とにかく

政治家が考える

子育て支援なんて

少子化対策、人口減少対策 としては

全く意味がないphaseに 

とうに入っていると 私は感じています







我が子よ

母ちゃんが 

「こうすれば、出生数上がる!」

なんて 明確な答えを出せる人間なら


今頃 アメリカの片田舎で ゴロゴロ 

人生を無駄になんて してないさ



つまり

母ちゃんには 分からん! が答えだ














③へ 続く