価値観
アメリカの田舎で暮らしています。
アメリカで暮らしていると、色んな人に出会います。
国、宗教や人種が違うと、驚いたり、新たな発見があります。
我が子は中学に進学し、毎日楽しそうです。
楽しいのは、主にクラブ活動とランチですが…
ある日
「今日は〇〇と遊んだ」
「いい子やねん」
「誰かな?」
「かーちゃん、ご両親に会ったことある??」
「ないんちゃう?」
「マムが2人やけど」
「そうなん?2人?」
「そうやけど?」
「なんか、ちょっと羨ましいな。かーちゃんも奥さんが欲しかった。 優しくて、家事、料理上手な。」
「そういうんじゃないからな!」
お母さん2人は、我が子にとっては、とりたてて珍しいことではなく、ごく自然に受け入れているよう。
なんだか母はちょっと嬉しかったです。
そして、羨ましかったです。
家に帰ってきて
(あっ、私ずっと家におるやん!)
ぺちゃくちゃおしゃべりできる同性のパートナーがいたら、めっちゃ楽しそう。
まあ、カップルになると、そうはいかないのかな…
価値観といえば、家族でも、価値観は違うし、お互いを理解するのは難しいですね。
私のアメリカ生活、思い描いたものとは随分違うものになってます。
夫の職場が早々になくなるかもしれなくなり、すったもんだし、職場を移動。今の職場は色々あるのか、先にいた人は全員やめて、なんなら後から来た人もどんどんやめて…
今すぐ日本に帰りたい夫と、我が子のためにあと少しいたい私。意見は交わらない。
思春期の我が子と夫は、冬に大喧嘩をし、以降口もきかない。夫は我が子と関わりたくないといい、我が子は今までずっと居なかったのだからという。
私がこの十数年、無理して、努力して、手に入れたものって…
ちょっと憂鬱になるのは、天気のせいかなぁ。
こういう時は、早く寝よう!