社会人博士と言っても、学生であることは事実です。

まずは公共交通機関で学割が使えます。公共交通機関の普通乗車券が2割引となります。私は帰省や調査の際に学割を使うことがあります。片道100km以上である必要があり、学生証の携帯が求められます。

社会人博士の場合は、見た目上は学生ではないので、車掌に声を掛けられることは多いです。学割乗車券を使う時には必ず学生証を携帯するべきです。

さて、割引率が普通乗車券の2割ということは、距離によって得をする金額が変化すると言えます。

ここでは仮に、月に一度、東京と新大阪を往復する計算で、その効用を考えてみると、片道1500円程度、割引かれますので、

1500円 × 2(往復)× 12ヶ月 × 3年
=108,000円

となります。

次に、PC関連でアップル製品でも学割が使えます。だいたい5%です。アップルストアにて購入する場合、この学割に加えて、1~2年の無利子での分割払いが可能です。仮に24万円のハイスペックPCを購入したりすると、

24万円 × 5% = 12,000円

となります。

次に論文や資料の出力に大学のコピー機を使う場合、コンビニでプリントする場合と比較すると、毎月平均100枚印刷するものとして、

10円 × 100枚 × 12ヶ月 × 3年
= 36,000円

最後に学会への投稿費用や別刷費用を3万円として、3つのジャーナルに採録されたとすると、

30,000円 × 3冊
= 90,000円

となります。

これらを合計すると、246,000円となります。社会人博士として、補助や奨学金を受け取れない中でも、3年間トータルでは、半年分の授業料程度は取り返せる計算になります。