この記事は、一年に一回しか行わない確定申告について、備忘録的に残しておく。

勘違いしてたりするかもしれないので、ご利用は自己責任で・・・

2024/03/01追記

2024/02/06修正

2024/02/05初稿
 

2月16日(金) から令和5年度分の確定申告が始まる。

今年は、昨年、年の途中で退職したので、確定申告は必須となった。その体験について記事を書く。
 

   まとめ

・マイナポータル、e-私書箱からの連携時は、スマホからより、PCでカードリーダーを使った方が楽。

・スマホアプリでの認証は、最初が楽だが、後がきつい。カードリーダーを使う認証は最初がきついが、カードが認識できれば、後は楽。

・どの情報を連携するかは、あらかじめ決め、メモっておき、進捗について、チェックリストを作っておく。また、どんな情報が連携されたかは、都度チェックしておく。

・どの書類が必要かは、作業する前にできるだけ調べておくこと。

・時間がかかるので覚悟する。(来年は楽になるはず。)

 

 

なぜ「確定申告の事前準備」が必要?

 

確定申告申請書に、オンラインで自動入力するデータを取り込むために、あらかじめデータの入力元(生命保険控除なら、保険会社、株式等の損益通算なら、証券会社)との連携が必要で、その作業が発生する。

「確定申告書作成」や、「確定申告の事前準備」の作業はe-taxのサイトで、PCのブラウザ版で実施し、認証だけスマホでやるつもり(当初)。(スマホで作成は老眼のおじさんにはきつい。また、スマホでのデータ入力はおじさんにはきつい。)

「確定申告の準備」にあたって用意するもの
・スマホ(画面の大きいやつがよい)
・マイナンバーカード
・マイナンバーカード用利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁のほう)
・マイナンバーカード用券面事項入力補助用パスワード(数字4桁のほう)

・書類:生命保険の証書番号等(事前に準備しておかないと、書類を探しに行っている間にスマホがロックされたり、認証が時間切れになって、非常に煩わしい。)

利用者証明用パスワードについては3回連続でパスワードを間違って入力した場合、パスワードロックがかかって、役所にいかないとロック解除ができないので事前に用意しておくこと。

前提条件
・マイナンバーカードの取得
・マイナンバーカードの電子証明書発行の手続きをやっていること。

確定申告の時期はマイナンバーカードの電子証明書の暗証番号の再設定(役所が混んでなければ、本人確認と、新しい暗証番号の端末への入力でそれほど時間はかからない。)や、電子証明書の更新、新規発行の人で役所が混む可能性がある。

手順1.スマホへのマイナポータルアプリのインストール:特に問題なし。

手順2.マイナポータルサイトへのログイン

 

詰まったところその1

スマホでのマイナンバーカードの読み取りに苦労した。
これはスマホのカードを読める範囲が、ものすごく小さいようだ。

マイナンバーポータルサイトの「機種ごとのカード読み取り位置はこちら」で自分のスマホのカードとの位置関係をあらかじめ調べておくこと。

読み取り位置はかなり小さいので、一番最初は、ポイントを探し当てるのに時間がかかった。


大体の位置決めをしたあと、読み取りボタンを押して、カードの上をスマホを滑らすようにして、ポイントを探してみれば読み取りできるポイントが見つかるはず。

一度その読み取りポイントがわかれば、2度目からは簡単に見つかるようになる。

スマホカバーはつけたままでも読めた。

詰まったところその2.
PCの画面に表示されたQRコードでマイナポータルサイトにログインのための認証をするが、「マイナポータルアプリのQRコードを読み込む」ボタンが見つからない。

原因:マイナポータルアプリの、ログインする前の画面の下のほうに「読み取り」ボタンがある。

 

アプリを立ち上げて、ログインせずに、「読み取り」ボタンを押す。

マイナポータルアプリ 読み取りボタン 読み取りボタン

 

 

手順3.「e-私書箱(野村総合研究所)」との連携

データをオンラインで取り込むためには、マイナポータルより、「e-私書箱(野村総合研究所)」との連携をし、そこからデータを取り込みたいところと連携する必要がある。e-私書箱にもアカウントを作る必要がある。

 

データ取り込み元サイトとの連携は、

 

・医療費:2024/02/09から取得可能。 ←日付のミスを修正

・社会保険(国民年金保険料)、連携にはあまり苦労しなかった。

・生命保険控除:証券番号が必要、連携までに数日かかる・

・証券会社:証券会社サイトから連携ボタンを押すと即連携する。(証券会社による?)

・ふるさと納税:寄付を行った時に使ったサイトから手続きをする必要がある。数日かかる。直接自治体からもデータをとれるが、今回は寄付先が対応していなかった。

 

困ったところ

・連携のために外部サイトにいくたびにマイナポータルの認証を求められ、スマホにマイナンバーカードをかざして、離してを繰り返すのは非常に煩雑。

 

最終的にスマホではなく、カードリーダーをセットアップした。

 

なぜ最初からカードリーダーをつかわない?

・過去、カードリーダーのセットアップに非常に苦労した。(今は比較的楽になっている。e-taxは、登録するとお金が貰えた初期から参加)

・一年に一回ぐらいしか使わないカードリーダーは発掘に一苦労。

・PCを再インストールや、更新すると最初からセットアップしなければならない。一つ目のカードリーダーは、今使っているWindows10のデバイスドライバがなかった。)

 

データの連携ができたところから、確定申告の「書類の作成」をしてみて、どんな形で連携されているのか見てみる方がよい。(うっかり、送信までしてしまわないように)

 

とりあえず2024/02/05の状況、必要に応じて更新をしていく。

2024/02/06追記:デザインをわかりやすくしたいのだけれど、表示が無茶苦茶になってしまうため、原因調査中。日付のミスを修正、文章を、マイナーチェンジ。

2024/03/031追記:スクリーンショットを追加