こんな気持ち初めてだ。


「イセイ」を見てどきどきするのは・・・・・。




10月。

香奈は文化祭の準備に追われていた。

もう、疲れ果てた香奈が頑張れるのは

河村 裕太 そのおかげだ。


クラスの男子からは「怪力」と恐れられそんな香奈にも優しくしてくれたのは裕太だった。

香奈と裕太のお母さんは昔から仲が良く、小さいときからよく遊んでいた。言わば幼なじみ。  


昔からよく見ている顔なのに

裕太が 「イセイ」 に見えてきた。


どきどきして仕方ない。


クラスの男子の中にいても、香奈には裕太だけが光り輝いて見える。





―ある日のことだった。

 裕太の噂を聞いたのは・・・・・



     ― 続く ―