皆さんは今第8話が製作中のスターウォーズをご存知ですか?今や世界的に有名なSF映画、色々な言語に吹きかえられています。そこで今日お伝えしますのはご覧になった方はよくご存知のマスターヨーダに付いてです。そうです、日本語や英語で数々の名言を残したあの大人気のキャラクターです。でも皆さん知ってました、ヨーダには話し方に特徴・なまりの様なものがあるって。日本語で見られた方がほとんどだと思いますが、中には英語で見られた方もいるかもしれません。英語で見られた方はお気づきでしょうか、ヨーダの話し方は全く文法的に逆配置された文章だと言うこと。

 

日本語吹き替えのヨーダは正しい日本語で話していますが英語で話す際、文章の前後を逆転させています。例えばよく知られているこの名言

「忍耐力が必要じゃ」

「お前はわしを大きさで判断するのか」

を英語版で聞くと 

Patience you must have.

Judge me by my size do you?

ここで皆さんお気づきでしょうか、この英文章は配置が前後逆転されていること? 普段使う英語でこの文章を言った場合この様になります

You must have patience.

Do you judge me by my size?

 

ではまず、なぜこれが日本語にこの特徴ごと翻訳されなかったかを考えてみましょう。もし日本語にこの様な文章配置を行った場合、この様になります

「必要じゃ忍耐力」

まだこれなら意味を理解できます。けれどもこちらはどうでしょう

 

「判断するのかお前はわしを大きさで」

 

これではまるで意味不明です。こう見ますとよく分かりますように日本語は意外と文章構造に自由がききません。このためこのような話し方でもしヨーダが全話に登場していたら、ご覧になっている皆さんにとっては聞きにくくて仕方がありません。

 

実は英語では先ほどご紹介した逆配置された文章、全く文法的にも意味的にも問題ありません。このように話すことは少ないですが、小説や論文などではよく使用される文章構造です。これを踏まえますと英語は日本語と比べてかなり自由な言語です。ですから、日本人の方が英文を読んだ場合一番難しいとされるのが、この様な自由構造が含まれた文章を理解することです。英語では特に「、」が重要視されていませす。英語の自由構造を解くカギのようなものです。「、」がどこに配置されているかによって意味が全く違ってきますので英語を読む際は「、」に十分気を付けましょう。

 

英語が共にあらんことを

 

自由な英語に:日常~ESSENTIAL

 


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