黒田家におじゃましたときのお写真をのせる前に。


宮城にいる人間として、一被災者として、やっぱり振り返ろうと思いました。


今日は、震災から1年だからと、お義両親から夜ご飯に誘われており、おうちへ。


お義母さんがごはんを用意してくれ、改めて1年を振り返りながら一緒にすごしました。


と、お義母さんからサプライズが。

「ちょっとだけ早いけど、お誕生日おめでとう」

と、お花とケーキをいただきました。

一昨年、新しく家族になって、震災を通して辛い思いを沢山された義両親。


それでも、誕生日や母の日やバレンタインなど、イベントごとのプレゼントをとっても喜んでくれたり、父の還暦を一緒に祝っていただいたり、、
おふたりがお元気で、一緒にいろんなイベントを経験することができたことを、改めて振り返って本当に嬉しく思います。


あくまで、ゆうの個人的な主観だけど、ゆうは、自分ひとりが多くの被災者の方々のために出来ることなんて、正直ないと思うの。

塵も積もれば、的によっぽど沢山の人が集まれば、大きな力にはなるとは思うけど、一人ひとりの力は、こういう自然災害のもとではあまりにも、弱い。

震災後の2、3日、みんな困ってるのに、わたしにできることなんてほとんどないに等しくて、困ってやって来る人たちに、ただただ待ってくださいとゆうことしかできなかった。

自分にできることなんてないんだって、そのとき痛感して悲しかった。


でも、震災のあとゆうは、たまたま身近に被災して沢山のものを失った家族がいて、家族を支えていくことが今の自分にできること、やるべきことだって思ったの。


だから、お義父さんとお義母さんが元気でいてくれて、うれしい。

これからも、ふたりにはじめてできた娘のわたしは、けんけんと一緒におふたりを支えます。

今年も、来年も、ずっと。






震災で亡くなったみなさまのご冥福と、今精一杯前を向いて歩み始めているみなさまの幸せを、心からお祈りいたします。


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