- 誰もが皆何かの一等賞 -
成人式か……と思いながら、母を車で見送った午前中だった。
今日から母は韓国へ旅行に行き、家には私と弟と父で生活するからだ。
ちゃんと帰ってくるというのにイイ年しながらも、ちょっと寂しかったりする自分がいた。
こういう時になると、家事炊事は、ほとんど私に回ってくるから困る、まるで母の代わりのようだった。
私は対等に家事も炊事もしたいのに、食事が終わると父も弟も他人事のようにさっさと自分の持ち場へ戻る。
ちょっとは手伝ってほしい。
弟はまだマシだが、父は何かもうアレだ。
ペラペラ喋りまくって口先三寸、いっつも上から目線さから、個人的には最近、嫌気がさしまくっている。
こんな暴言をつきながらも、父は帰る途中のミニストップで、私や弟の欲しいものを買ってくれた。
私はブラックのアイス、弟はガリガリ君でそれぞれ\62だったが、父はスーパーカップの超バニラだった。
それまで車内は暖房ムンムンだったのでなんて事なかった。
本当はマクドナルドでマックシェイクを買いたかったが、今となってはどうでもよくなっていた。
夕ご飯は、ご飯と餃子とカレイと納豆、そして梅干しだった。
父のサービスでコンソメスープも飲んだ、具は玉ねぎ以外ないので問いただしたら、
「コンソメの味だけを堪能できるから」と言うが、嘘つけ。作るのが煩わしかっただけだろ、と思ってる。
その後も父は、ゆで卵を5個も作っては1個、食べた。
とはいえ、私もだらだらしないで少しずつシャキっと生活習慣を送っていきたい。
明日から大学が始まるけど、授業がないので自宅待機している。
そして今夜は、このブログを書いたら、お風呂に入ってホットミルクを飲むつもりでいる。
【しずくぜ】