今期のドラマは軒並みコロナで延期を余儀なくされていますが、騒動前に撮り終えたのか無事放送されているのNHKのよるドラ「いいね!光源氏くん」。光源氏が現代にタイムスリップして、OL沙織と同居生活をスタートするというなんとも斬新なストーリー。
古文の勉強には何の役にも立ちませんが、とっても面白いです。第7話では、源氏物語ミュージアムに行く場面があって、娘が高2の時、受験に役立つようにと旦那が企画して京都の寺社巡りをしたコースの中に私の趣味で源氏物語ミュージアムも入れたものの、休館日だったという残念な思い出が蘇り、ドラマの中の館内シーンを見て、いつか絶対に行きたい!と決意新たにしました。
ドラマは残すところあと1話。どんな結末になるのか楽しみです!

源氏物語と言えば、古文に欠かせないですよね。教科書に必ず載ってる。学校の古文授業も源氏物語をチンタラ1年間やってたし、予備校の古文読解授業も源氏物語しかやらないという講師もいます。それだけ入試問題となりうる要素を全て含んでいるのが源氏物語なのでしょうか?源氏物語を制すれば古文を制するってことかしら?
源氏物語は、長編だし、登場人物がやたらと多いし、主語が省略されていて会話が誰が誰に言ってるのか分かりにくいし、しかも二重尊敬で会話するから文法もややこしく訳し辛いし…出来るだけ早い段階で、翻訳本を読んだ方が良いと思います。
娘は、追い込まれないと本気出さないタイプなので、高校3年になってから、あさきゆめみしを読みました←漫画かよ!という突っ込みは覚悟してます。

漫画なんてダメという厳格なご家庭には、全話は載ってないけど、かいつまんだエピの入門書的に。
角川ソフィア文庫は、源氏物語だけでなく、他の古文作品も出てるので、有名どころの作品をちょいちょい買って娘に渡してました(読んで理解したのかは不明) 原文と訳文が手軽に照らし合せて読めるのですが、時間がないなら訳文だけ読んで、話の内容を掴むだけでも古文問題を解く際の苦手意識が薄れるのではないかと思います。

今はこんな素敵な本が出てるんですね。源氏物語だけじゃなくて本屋でシリーズずらっと陳列されているのを見て欲しくなりました。劣化甚だしきおじいちゃん文庫の古くて読めない本と入れ替えたいんですけど(おじいちゃんの目が黒いうちはダメ🙅‍♀️) ガッツリ全話読みたい方にはこちらが良いかも?装丁も綺麗だし、角田光代さんの訳の源氏物語の世界読みたいなぁ。個人的にこれめちゃくちゃ欲しい!

漢文の問題文なんて、偉い人が弟子にエラそーに諭している話がお決まりだと思ってるので(あまりにも雑)、これも訳文読んで漢文の世界感を悟れば良いんじゃないかと言うのが私の個人的見解。あとは句形とか基本的な文法を抑えるだけで、出題パターンは決まってますからね。

娘は、漢文は予備校の授業はお金と時間がかけられないので独学でやりました。講座取るほどでは無いかなぁと、多分、みんなそんな感じなんじゃないかと。漢文の先生、営業妨害ごめんなさい。せめて印税だけでも…ってことで、おススメは講義形式の参考書。
これと、うっすい日栄社の問題集をやったくらいです。薄い方がやり切りやすくて、やり終えた達成感感じるからね。私の時代からある問題集で私もこれしかやらなかったなぁ←安いというのが1番の理由。
30日とか2週間とか、早く結果出したい娘には良かったです。でもそんなにすぐには結果出なかったです。

私が使ってたのはこんな感じのだったかも?懐かしいわ

古典に関しては、高校1年の時に受けたセンター同日模試でほぼ0点に近い点数だったので、マズイと思い、そこから対策しましたが、寝る前に雑に嫌々、半分ウトウトしながら解いていたので、ほぼ出来ていなくてやってる意味ある?って疑問でしたが、その1年後は9割出来ていたので、睡眠学習の成果が出たのでしょうか?

しかし!本番入試は…

源氏物語、出なかったよね〜
徒労に終わる…入試なんてそういうもんだよね…

コロナで本屋も閉まってて、問題集や参考書も思うように買えない受験生は本当に気の毒です。

早く収束して、学習環境が整った中で安心して勉強できる日が来ますように願っています。