2015年中学入試が終わり、2016年が早くも始まっていますね。
5年生の皆さん、いやもう6年生ですね。いよいよあなたたちの時代です。先輩の合格実績に刺激され、受験生としての自覚を持って頑張って下さい。今迄遠慮していた先生への質問もガンガンして下さい。親御さんも相談事があったら塾へドンドンして下さい。(←生徒さんの指導時間以外にね、とにかく受験生優先!)

すぐ上の先輩が抜けて、いよいよ受験生と言われるこの時期が、子供達よりも親御さんの方が漠然とした不安を感じる時期じゃないかなと思います。

いよいよウチの子の番、春からSSやら、NNやら日特やらの志望校別の特訓も始まる。塾の拘束時間が長くなる。勉強は実践的なものが増え、過去問演習もやらなくてはいけない、と。

各塾主催の入試報告会などで、先輩たちの涙のドキュメントを見せられて、これからの一年の過酷さ、やることの多さを目の当たりにし、それに対する未知の経験から、ただただ焦ってしまっていませんか?

でも、焦らなくて大丈夫です!
塾としては、自塾の成果をドラマティックな感動物語に演出して、次世代もこれに続け!と発破をかけてやる気を出してもらいたいというものなので、恐れることはありません。
余談ですが、受験が終わった年の入試報告会で、ドキュメント映像の一場面に娘の姿がズームインされ、次の瞬間、私が娘に
作ったペンポーチがアップでドン!っと映っていてビックリしました。この画像必要?でも最高に良い思い出になりました。

受験学年になっても、今まで通り、淡々と与えられた課題をこなしていけば良いと思います。

6年生になると色々とオプション講座を勧められるので、上手く取捨選択して無理の無いペースで進めて行けば良いと思います。
例えばオプション講座がレギュラーで通っている校舎ではなく、自宅から遠い場合、移動時間とその労力に見合う授業なのかどうかの見極めが大事です。塾としては、全部受講するのが当たり前のように言いますが、全部受講してその課題をこなせるのは上位層の優秀な子だけだと思います。娘は幸いオプション講座が近くの校舎だったので受講しましたが、手つかずのテキストが結構残ってしまいました。復習もすぐには出来ずため込んでしまいました。
あと、塾の教材以外は過去問だけで充分です。過去問は問題傾向と時間配分を把握するためのものなので、あまり早くからやらなくても、秋以降に始めれば良いと思います。余り早くから始めると自信を無くしてしまうかも知れませんので焦らずに。一年しかないと思うより、一年もあると思えば気持ちが楽になると思います。
全部完璧にこなそうとすると破綻してしまいますので、適度に取捨選択して無理なく進めていって下さい。

この一年は、受験一色の日々になってしまいますが、終わってしまえば良い思い出となります。

時の流れに身を任せ?気がつけば、志望校の掲示版の前で満面の笑みで立っているお子さんの姿を見ることが出来ると信じて、家族一丸となって頑張ってください。