ちょうどこの時期、1月入試が始まった頃に、塾の掲示板にはデカデカと、「結果が全て」と書かれた紙が貼り出されました。
中学受験は、わずか10数年しか生きてない小さな子供が、放課後から夜遅くまで塾に拘束され、ひたすら勉強するという過酷なものです。塾によっては成績によって頻繁に座席やクラスが入れ替わり競争を煽られプレッシャーを感じながらの日々かもしれません。今振り返るとやはり異常な世界だと思います。それを頑張ってやり遂げたことは、これからの人生において必ず役立つときが来ると思います。
塾としての本音と受験生に檄をとばして、ラストスパート頑張って欲しいという思いからのものだと思います。
確かに納得いく結果が得られるのがベストですが、志望校合格のために頑張ってきた過程は、結果以上に得るものがあると思います。
友人のお子さんは、中学受験に全敗し、公立中に進学しましたが、そこで頑張って県立トップ校に進学しました。合格できたのは中学受験で学ぶ楽しさ、達成感を体得していたからだと思います。
また、娘と共に目指していた学校の入学がかなわず、持ち偏差値よりかなり下の第3志望位の学校に進学した子は、進学先で将来の目標を明確に掲げ、生き生きと過ごし頑張っているようです。第1志望校への未練やわだかまりもなく、心良く娘の学校の文化祭にも来てくれたそうです。大学受験では逆転される可能性大です。
結果が全て…それに拘るのは寧ろ親や先生など大人達かもしれません。
受験勉強を通して子供は、大人が思っている以上に成長し、前を向いて歩いて行く強さを身につけた。それだけで結果がどうあれ、素晴らしいことだと思います。
中学受験は、わずか10数年しか生きてない小さな子供が、放課後から夜遅くまで塾に拘束され、ひたすら勉強するという過酷なものです。塾によっては成績によって頻繁に座席やクラスが入れ替わり競争を煽られプレッシャーを感じながらの日々かもしれません。今振り返るとやはり異常な世界だと思います。それを頑張ってやり遂げたことは、これからの人生において必ず役立つときが来ると思います。
これから本番を迎える受験生の皆さん、今やっていることに自信を持って、堂々と試験会場入りして下さい。
その強い気持ちが良い結果に繋がります。