中学受験に関しては十分な情報がなく、色々と都市伝説というか、噂が出回ったりしてますね。
小学校ではクラスに数人しか中学受験する子がいないし、塾ではライバルなので、親同士、なかなか本音で話せないため情報交換がなかなかできません。ネットで調べたりすると、色々な情報があって、余計に混乱したり・・・
私は、同じ業界で働いていることもあり、大体受験の流れは分かっていましたので、殆ど自分の判断で決めました。たまに、中学受験終了組の学生時代の友人に会った時に聞いたりして情報を得ることもありました。友人も都市伝説のようなものに振り回されない性格だったので私と思っていることがほぼ同じなので安心しました。
で、私が聞いた都市伝説その1。
来年のための予行練習のため、5年生の時、つまり1年前の入試日に、本番と同じ時間に起きて支度して、志望校の校門まで下見に行く!
→入試当日は、受験生と保護者、そして応援の塾の先生で駅も学校もごったがえしています。そんな真剣勝負の場に行って来年のためのモチベーションを上げることはその子にとっては良いかもしれませんが、受験生にとってはちょっと迷惑かも?応援の塾の先生も受験生のことで頭がいっぱいなので、え?何で来たの?的な反応が・・・というか先生は受験生しか目に入らないのでスルーかも?娘の受けた学校は、私も余裕がなかったので、受験学年以外の人たちが来てたのかどうか把握してませんが、多分いなかったと思います。
どうしても、予行練習したいというのなら、こっそり誰にも気づかれずに行きましょう。
もちろん、私は1年前は、家でゆっくり寝てました。
都市伝説その2。
願書提出の際、受験番号は早いほうが有利だから、朝早く並ぶ。
→受験番号は合否には関係ないと思います。合格者掲示の番号に偏りはありませんでした。むしろ、1桁~2桁台の合格者は娘の年度ではかなり飛び飛びでした。しかし、実際のところ、入学してお母さん方とお話したときに、頑張って早い番号をとっていらっしゃる方がかなりいらしたのにびっくりしました!「始発で行った」とか、「校門の前から階段の下まで長い列ができてた」とか。2桁台をとるには、7時前に行かないと難しいみたいですね。私は、ゆっくり9時頃に行ったら、学校付近は閑散としていて、すぐに待機場所に入れましたが3桁台でした。午後受験を予定していて、早く面接を終わらせたいなら早い番号を取られたほうが良いと思いますが、3桁台でも、娘は1時過ぎには面接を終えて解放されたので、思ったより早いね~と思いました。
寒い中並んで体調を壊すより、ゆっくり自分のペースで動いたほうが良いと私は思いますが、その辺の判断は個人の気持ち次第ですね。
少ない情報の中で、何を信じて良いのか分からない中学受験。受かるためなら何だってする!という気持ちも分かりますが、無理は禁物。常識で考えて行動すれば、無理のない受験ができると思います。
とにかく受験当日を親子共々、ベストコンディションで臨めるよう、噂に惑わされず、体調管理・スケジュール管理をしっかりすることが、合格への近道です。