やっと、このテーマが最後となりました。
フィナーレを飾るのは振り子です。前回の斜面の移動の続きの単元ですね。
振り子は結構、模試に出てきた記憶があります。
問題演習を重ねれば、パターンを覚えられますので、娘でも何とか理解できたようです。
特に、複合振り子という、途中で釘が打ってある振り子の問題は頻出でした。
振り子の問題は、以下の点を理解すれば解けるようになると思います。
振り子の等時性→ふりこの長さが一定であれば、重りの重さを変えても、重りの振れ幅を変えても、振り子が一往復する時間(周期)は変わらない。
つまり、振り子の周期は、振り子の長さだけによって決まり、振り子が長いほど周期は長くなる。
振り子の長さを、4倍(2×2)にすると、周期は2倍、9倍(3×3)にすると、周期は3倍、16倍(4×4)にすると、周期は4倍になる。
以上で、娘と一緒に勉強して来た理科が一通り終わりました。
終わったのは6年生の夏休み前。その後は塾では、これまでの単元の復習や、計算問題などを中心にやっていたようです。
塾では、親が子供の勉強に手を出すのは推奨されません。とにかく、塾に任せてと言われます。中途半端に親が教えると、後で親に聞けば良いやと授業を真剣に受けなくなる危険性があるからです。
でも、娘の場合、理科だけは塾任せでは不安でした。
理科という教科自体の難しさもありますが、塾の授業が娘にとってはいまいちのようだったからです。
もちろん、ぐんぐん出来るようになったお子様もいらしたので、先生の指導力がないのではなく、娘の理解力の問題なのですが。
なので、危険を承知で、教えるというより、一緒に考えるというスタンスで挑みました。
そんな訳で、一緒にテキストを広げて勉強した理科。
私自身でまとめたルーズリーフは55枚。110ページにもなりました。
各単元、手短にまとめただけなのに、110ページ。
理科の単元の多さに改めて驚きました。
こんなにたくさんある単元の理科。
全部覚えることなんてとても無理。
なので、断腸の思いで(笑)、断捨離した単元も多々ありました。
娘が受けた学校は、どの学校も必ず4分野、バランス良く出題されました。
全分野、出来るのが理想ですが、そうもいかないので、出来るだけ撃沈しないように苦手な単元を作らないよう頑張りましたが、やはり、物理分野は、「あ~ここ、出ないと良いな~」という賭けでした。
でも、苦手な単元が出ても、別の単元で取れれば大丈夫です。
理科は6割くらいできれば入試では大丈夫と、理科の先生もおっしゃってました。
特に女子校は、前にも言いましたが、実験器具の使い方は頻出です。入学して自分で実験器具を使いこなせないといけないから。
娘の学校は、入試に出た問題が、入学後すぐ、理科の授業で扱われたようです・・・
入学後、スムーズに授業が進むように、その学校の授業についていけるかどうかを問うのが入試問題。
娘と一緒に勉強することで、私自身も勉強の楽しさを思い出し、また、娘の大変さを理解し、サポートできる喜びを得られて、私にとっては、一緒に勉強したことはとても良い経験となりました。
そしてこのノートは、中学の理科の勉強にもたまに役立ってます。「りんどうって合弁花だっけ?離弁花だっけ?」「え~っと、前、表にしてまとめたよね~どれどれ」ってな具合でノートをパラパラ。自分でまとめたのでどこに何が書いてあるか大体分かります。
自己流で勉強した理科ですが、少しでも読んで頂いた皆様の参考になれば幸いです。
2015年入試まで、あと、4ヶ月、ここからが勝負です。
頑張ってください。