いきなりですが、この本。

東大合格生のノートはかならず美しい/文藝春秋
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数年前に爆発的ヒットしましたよね。


その後、この手の本が多数出版され、きれいに書けるようなドットや罫線入りノートは今やスタンダードになりました。

娘も受験時はそれはそれはたくさんのノートを使いました。


最初は可愛いファンシーな表紙のノートを1冊ずつ買って使っていましたが、とにかく消費が激しくて、5冊組のキャンパスノートを安売り時に大量に買ったり、

【限定柄】キャンパスノート<サーティワンコラボ>B罫5色パック/コクヨ
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とくに、サーティワンコラボが可愛かった!


もっと安い無印良品の5冊組ノートを更に「お求め安くなりました」時に買ったりしてました。

確か5冊で200円くらいだったような。


ノートは、授業用はもちろん、計算用、模試の復習や、特訓の復習などで使いました。

特に復習用ノートは、提出を義務付けられていて、その完成度でAとかBとかの評価が下ります。

先生としては、ノートに書くことで、頭の中をきちんと整理して出来なかったところを反復して覚えてほしいという意図だと思うのですが、女子の場合、きれいに書くことばかりにこだわって、何色ものカラーペンを使い、図を何度も書き直したりして相当な時間を費やし、他の課題を疎かにする事例があり、事前に、ノート作成にあまり時間をかけるなと言われました。


確かに次から次へと科せられる宿題の山で、ノート作成に時間をかけられるほど時間はありませんでした。


そんな状況でも、美しくノートを仕上げてくる女子はやはり、成績が良かったです。

おそらく、そんなに時間をかけず、効率的にまとめることができるのでしょう。

東大合格者のノートが美しいのと一緒です。

頭の中できちんと整理できているから、ノートにそれを起すことは難しくはない。

そして図もとてもきれい。しっかり3Dで書けている。


娘はというと・・・あまりノート作成は得意ではなかったです。

やはり、提出するという目的だけが先行し、後で見直すためという概念がなかったようです。

私は、再三再四、「ノートは、後で自分が見直すために作るものだ」、と指導したんですが、実際のところ、次から次への課題プリント攻撃で、見直すという時間すらありませんでした。

しかも、2Dから3D、3Dから2Dへの変換がとても苦手で、立体図形がなかなかうまく書けないと苦戦してました。算数の立体図形問題が出来ないのは当然ですね~(入学してからも中間テストで立体図形は全部×!爆)

そう、ノートを作る時間も、作ってから見直す時間もなかったのです。つまり、ノートを作っても全然活用できませんでした。


よく、○成とか、桜○とかの合格者の体験談で、「間違ったところをまとめたノートを作って、試験直前に見てた」とか、「テーマ別に自分でまとめて資料を作ったノートを活用した」とのことでしたが、小学生のうちから美しいノートを作れたということですね。そしてそれを活用する余裕がある。まあ、こういう子が東大合格者となるのでしょうね。


娘の中学も、美術でデッサンをしたら、殆どの子が見事に対象物を3Dで表現していることに娘は驚いていました。私も、娘とお友達が一緒に書いたという落書きを見せてもらったら見事にお友達の絵は3Dでした。3D=立体図形・・・えぇ、幾何の平均点が高いのも頷けますわ。



ノートは、作って活用してはじめて意義のあるものですが、実際のところ、中々理想通りにはいかないものです。


物理的に活用する時間がない場合は、ノートを作っているその時間内に覚えて自分のものにするぞ!という気持ちでノート作成に臨むと良いんじゃないかと思います。

娘にその強い気持ちがあったかどうかは謎ですが。


いつだって真剣勝負!入試まであと7ケ月!時間を大切に頑張ってください。


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