前回の記事の繋がりですが、合格体験記を読んで、難関校に受かる子に共通点があることが分かりましたのでまとめたいと思います。
全て当たり前のことばかりで、そんなの知ってるよ~って言われそうですが…

体験記に載っている子で難関校に受かった子は、ロケットスタート組(入塾早々上位者表に載る)が殆んどです。まあ、元々素質のある子ということです。大体大きく崩れることなく、選抜常連組として常に模試の上位者表に位置し続けます。
稀に、良いスタートを切ってもジリジリ下がっていっちゃった子や、コツコツ頑張って少しずつ成績を上げていった子なんかもいますので、今が良くても安泰ではなく、また、今が悪くても諦めることはありません。

難関校合格組に共通することは、塾の授業が楽しいと言っているということ。
そして、授業で習ったことは、その授業内に出来るだけ理解するということ。
わからないことは、そのままにせず、しつこく先生を捕まえて納得するまで質問すること。

そうでもしないと、あの尋常じゃない量の課題をこなすことは難しいでしょう。

平日でも塾に5時間くらい拘束されるので、この5時間を楽しいと思えないと、拷問以外の何物でもありません。この5時間でどれだけ知識を自分のものに出来るかが勝負です。

学校と塾以外の時間はほんの少ししかありません。そのわずかな時間を有効に使うためには、塾での時間を無駄にせず、真剣勝負で授業に集中してください。

そして、何より志望校に受かりたいという気持ち。
娘も「娘さんは、一番志望校に受かりたいという気持ちが強いです。」と先生に言われ、私にはそんなに表に出していないのに意外だなあ~と思ったことがあります。

更に、最後まで諦めないメンタル力。
一番伸びるのは入試1ヶ月前。この時期にがむしゃらに頑張った子と油断した子で、結果が逆転してしまったという現実を見て、受験はホントフタを開けるまで分からないなあと思いました。

そして、体験記を書かれた保護者さんたちは、どんなに成績が良いお子さんをお持ちの方でも、受かるまでは不安な気持ちでいられたのだな~と思いました。

私も不安でしたが、入試前日は開きなおって、当日は、穏やかに送り出すことが出来ました。

ベストコンディションで当日を迎えられたのは、娘のこれまでの頑張りにどんな結果でも受け入れられる覚悟が出来たからだと思います。

試験当日、どんな気持ちで臨めるかは、今の頑張り次第です。

一日一日を大切に頑張って下さい。