急に暑くなってきましたね~我が家もやっとこさ衣替えをしました。
去年着ていた娘の洋服は、小さくなってしまったものを分別したら大きな袋いっぱいになってしまいました。
まだ着れそうなものもたくさんあり、捨てるには忍びないし、オークションでぼちぼち出すかな~と言った感じです。洋服オークションって、状態のほか、素材とか、大きさとかを明記しないといけないので面倒くさいんですよね。
なんて、また脱線しましたが、今日は地学分野の最後、流水について振り返ります。
流水・・・地味な分野ですが、なんと、今年の神奈川最高峰の女子校に出ました!
それも最後の問題で・・・最後の問題と言うのは難問で正解率が低いという、毎年受験生を撃沈させるという部分です。
30分の試験時間で最後にコレが来たらそりゃ撃沈しますよというレベルの高い問題でした。
まぁ、難問を解くにも基礎を押さえておかないと手も足も出ないので、地道に基礎を固めておきましょう。
まず水の働きには、浸食作用、運搬作用、堆積作用があるということ。
それが、それぞれ、川のどこでどう働くのかということ。
上・中・下流それぞれの地形の特徴。
上流は、川幅は狭く、流れは急。V字谷が見られる。
上流から平野に出るところには扇状地が出来る。
中流から下流は、蛇行し三日月湖が出来る。
そして河口付近には、三角州が出来る。
ということを踏まえて、模試では、図から、「これは川のどのあたりか」とか、逆に、たとえば「扇状地が見られるがこれは川のどのあたりか?」という問いや、堆積している石の向きとか大きさとかで川の流れの方向とか、地形の場所とかを問う問題が成り立ちます。
つい先日、娘と電車に乗っていて、川の付近を通った時、土砂が堆積している場所があったので、「あれ、扇状地かな?三角州かな?」と娘に聞いてみたら、「山の近くだと扇状地だし、海の近くだと三角州だけどここどこなのぉ?」と自分のいる場所が分かっていませんでした。(私も分かっていませんでした)でも扇状地と三角州のできる場所は覚えていて女王健在(←随分位の低い女王だ・・・)ぶりをアピールしてました。
それにしても、この分野で、世界地理や環境問題までをも融合して受験問題を作成するこの学校の先生の学問に対する見聞の広さというか、レベルの高さを、受験問題を通して知ることができ、そのような学校の先生の授業を受けられる生徒は幸せモノだなぁと感じました。・・・定期テスト、予測不能でコワいですが。
受験問題は、その学校に入ってから、その学校独自の授業についていけるかを選別するものでもあると思います。
過去問題をみて、「この学校の問題、面白いな~」と感じることができたら、その学校に縁があるかもしれません。
過去問題から、学校選びを考えてみるのも良いかもしれませんね。