はじめて春期講習に参加した娘。
今まで100分も連続して座って勉強なんてしたことないので、耐えられるか心配でしたが、初日こそ自分がここに座って何をしているのかわからなくて顔面蒼白で帰ってきましたが、2日目以降から楽しくなったみたいで、6日間の講習を終えたときには、成績(というか素行)優秀者としてトロフィーをもらったのに気を良くして「このまま続けたい!」つまり、入塾したいと言い出しました。
その頃は、近所の学○教室に通っていたのと、進研ゼミを頑張りシール目当てで受講していたので、+塾まではちょっとオーバーワークになってしまうし、受験勉強なんて5年生から2年間でなんとかなるでしょと甘く見ていたので、入塾は躊躇していましたので、娘には「もうちょっと後からね」とあやふやにしていました。
それから数日後、塾の先生から面談に呼ばれ、講習前に受けたテストの結果報告と熱い勧誘を受けました。
テストは本当に簡単なもので、国語は100点、算数は80点くらいだったでしょうか?
講習の時の授業を聞く態度がとても良いのと、成績からこの調子でいけば、難関校も狙えると、塾のおきまりの勧誘トークに心揺さぶられたりもしましたが、でも、今は他の習い事で手いっぱいなので4年生のうちは入塾する気がないことを伝えました。
それからも、何度か熱い勧誘電話を頂き、国語は自信があるので算数だけというイレギュラーを許してもらえるのであれば入塾してもよいとのこちらからの提案を受け入れて頂き、予定よりも1年早い4年スタートの受験勉強となりました。
このときに熱い勧誘をしてくださった先生はのちに室長になり、最後まで娘の面倒を見てくださることになったのでした。
本当にこのときに室長に出会えて、まだ海のものとも山のものとも分からない娘の潜在能力に気づいてくださって根気よく勧誘してくださったこと、感謝しています。
今思うと、算数の苦手な娘にとって、5年からのスタートでは遅すぎました。受験算数は、いわゆる小学校で習う算数とは別物で、4年のうちに算数をはじめてなかったら志望校には届かなかったと思います。
実際、5年生から入塾した娘と同じような成績の子が最後まで算数が仕上がらなくて、算数で明暗を分けたといっても過言ではない結果になってしまったので、算数だけでも3年間じっくりやって良かったと思いました。