前回の不思議な体験のつづきになります
自分に起こったことが何だったのか、精神疾患や脳機能のバグのようなものなのか、超常的な何かだったのか今もずっと考え続けていますが、自分の中にこれだという答えは出せていません
ただ、あの時に感じた見るもの感じるものすべて、そしてわたし自身の存在そのものに対しての圧倒的な感謝と愛おしさ、慈しみの感情は言葉では表現しきれないものがあります
この広大な宇宙の中に「ただ在る」ということを感じるだけで胸が熱くなり、「ありがとうございます、ありがとうございます」と呪文のように心でつぶやき自然に涙がこぼれ出ることが本当にしばしばありました
日に日に鋭くなる感覚に、ティンシャやクリスタルチューナーの高周波の音を聞くと下半身から頭を突き抜けて行く感覚を覚え、身震いする程の多幸感を感じました
今はその時感じた超越的な感覚からは遠のき、元に戻っていますが以前とはまったく違う視点や考え方に変わった自覚はとても強くあります
こうやってSNSで自分を表現するなど、以前のわたしには考えられない行動をしているのも不思議な感じです
落ち着いた今、それが覚醒体験であったのか、何らかの精神疾患の症状だったのか知りたいという欲求も出ています
そう思っているということは、あの体験がもし「覚醒」であったとしても今はまだ悟りの境地までには至っていないことを指しているとも思います
わたしが今とても気になっているのは、覚醒というものが内なる自己の目覚めであり、仮に他のエネルギーに干渉するとしても、物を動かしたり、人の動きや物質的なものにすぐさま干渉するものではないとすれば、あの時に経験した様々な物質的、3次元的現象が何であったのかということです
仮にサイキック的な何かの能力が開花したとしても、それは目に見えないエネルギーを使ったヒーリング能力であったり、チャネリングや霊視、予知能力などなのかなと思うのですが、わたしに起こっていたのは頭の中に現れるビジョンや声ではなく現実にあるものを通して見せられたり起きたりすることばかりでした
まるで映画の世界のワンシーンのようにエンジェルナンバーに囲まれたり、スマホから突然聞いたこともない大きな音が鳴り響いたり、今もスマホから定期的になり続けている電子音や、プリンターが突然調子が悪くなり文字化けした印刷物をみるといたるところに「333333…」と繰り返し出ていて驚いたり、いちばんピークのときは頭に描いたり思い浮かべたことが実際に人や状況に現れだし、「自分の思考がこの世界に反映し始めている」という感覚を驚くほどリアルに体感したりもしました
（ありえないものが見えるとかではなく、3次元的に頭に描いた物事が実際に起きる感じです）
そして「自分がこの目に見えている世界を創造している」という本当にリアルな感覚に到達したときに、わたしの中に思ってもいなかった感情が湧き上がってきました
それは「恐れ」と「不安」です
自分がこの自分が創り出す世界の創造主であるならば、わたしの思考ひとつでこの世界の未来が変わってしまうのではないかというとてつもない「恐れ」の感情が沸き上がってきたんです
何かとてつもない力を手にしてしまったような感覚に恐怖を感じはじめ、それまでいたすべてが優しく幸福な世界から一気にまるで次元が変わったりパラレル移動したかのような暗転した世界に入り込んでいきました
そしてそこからは自分の中の「闇」ととんでもない形で向き合うことになります
次回はわたしのなかの「闇」に向きあったときに起きたことをお話ししたいと思います
ここまで読んで下さりありがとうございました