鞍馬寺の西門を抜けるとすぐに川にかけられている橋が出て来ますので、渡って道路を右に少し歩くと貴船神社の鳥居が見えてきます神社

貴船神社へ到着したのはちょうどお昼ごろでしたので、人の数も少し増えていました

鳥居をくぐり、石段を上がって行くと先ずとても清々しく美しい手水舎が目に入ります

 




貴船神社は“生きとし生けるものが命を繋ぐために片時もおろそかにすることが出来ない大切な水の供給を司る水源の神”である「高龗神」(タカオカミノカミ)が祀られています龍


高龗神は闇龗神とも伝わっていて、


高龗神(タカオカミノカミ)⇒山に降る雨を司る山上の龍神
闇龗神(クラオカミノカミ)⇒谷間に流れる川を司る谷底暗闇の龍神


となっていますが、社記によると「呼び名は違っても同じ神」と記されているそうです


高龗神は古事記や日本書紀に登場していて、古事記ではイザナギとイザナミの夫婦神がこの地上にいろいろな神様をお生みになられて、最後にカグツチ(火の神)をお生みになったとき、大やけどを負ったイザナミが亡くなってしまい、イザナギは怒りのあまり生まれたばかりのカグツチを断ち切ってしまう炎ナイフ
断ち切った剣の柄に溜まって指の間から漏れ流れ滴り落ちた血から生まれたのが「闇龗神」


日本書紀ではイザナギが剣を抜いてカグツチを三つに断ち斬り、一つは雷の神、一つは大山祇神、そしてもう一つが「高龗神」となったそうです


どちらもカグツチ(火の神)から生まれた水の神が高龗神であり、闇龗神であるようです龍


「人にとっては火は大事なものですが、使い方を間違えると大きな災いを招きます
荒ぶる火を鎮めるため、火の神から水の神が誕生した」と貴船神社のHPで紹介されていました炎タラー


山に降った雨が山の地面に染みて貯まり、それが湧き出して谷川となり里に流れて人々の命の糧となる、でも時に川は荒ぶり洪水や氾濫などで人や動物などの生き物を苦しめる波


荒ぶる闇龗神を鎮め祀られることで高龗神になっているのかも知れませんし、同一神であれば荒魂と和魂を表しているのかも知れませんね


わたしの中での不思議なシンクロですが、引き寄せられ、受け取っているメッセージに陰陽とかバランスとか二極性をあらわすものが頻繁にあります真顔凝視


「覚醒」と思われる体験をした時にもまるでこの世の天国のような世界と暗転した暗黒の世界をまるで違う次元のように現実の体感とともに見せられました不安

 

 

 

 



どちらも私の中に内包されているものであり、それが目の前に映し出されたものだったのだと今は考えています真顔


自分の中の善も悪もすべてひっくるめて自分という存在であり、良いとか悪いとかの分離した思考から統合し、まるっとした魂で生きていくフェーズに入って行くんだなというのが今回の旅の気づきだったと思いますニコニコ


本殿で手を合わせて無事に参らせて頂けたことの感謝と自分と家族、そして皆さま方がこの貴船神社の神水のように清く澄んだ心で健やかに生活して行けることを願いましたお願いキラキラ

 


御神気が龍の如く大地から勢いよく立ち昇っている姿を象徴する桂の御神木から大地のエネルギーを頂きました霧キラキラ

 


最後に娘と水占いをして風情と水の御神気を堪能して貴船神社を後にしました

 


水に浮かべると文字が浮き上がってきますスライム

娘は大吉キラキラ わたしは小吉でしたクローバー


鞍馬寺からの下りで膝をだいぶ痛めてしまい、今回は奥宮への参拝を断念悲しい


次回を楽しみに美味しいお蕎麦屋さんで腹ごしらえをして、のんびり膝をかばいつつ、川沿いの景色を味わいながら貴船口駅へ向かい、叡山電鉄で鞍馬駅へ電車

 

蕎麦 伝兵衛(でんべ)さんでお蕎麦と天ぷらを頂きました割り箸

寒かったので暖かい湯葉のお蕎麦がとても美味しかったです合格


奥宮まで行けなかったのが心残りなので、次はもう少し、体力と足を鍛えてリベンジしますあし

 

 

 

ここまで読んで下さりありがとうございましたクローバー