「はじめに」にも記載しましたが、ECサイトを立ち上げるのはあくまでも手段でしかありません。
そのため、一番大切なのは「なぜECサイトを立ち上げるのか」という目的です。
目的は「想い」と言い換えることもできます。
想いを形にするための手段としてECサイトを立ち上げるというのが正しいと僕は思っています。
では、僕にはどんな想いがあったのかを書いてみたいと思います。
僕は自転車や付随する部品を自転車屋さんに卸す会社の跡取りとして生まれました。
大学を卒業し、修行としてタイヤメーカー に就職したのが2000年のころでした。
3年たったころ、仕事にも慣れ業務以外にも企画立案といったことをやるようになっていました。
当時、自分にとっての大きなテーマはマーケティングでした。
消費者が何を求めているのか、どれくらいの規模なのかが「見える化」されれば開発や製造の方法を根本から変えることができる。
そして、消費者とメーカーがつながることで情報の流通網を構築できると考えていました。
メーカーが売れるモノを売れるだけ作ることができ、情報を必要な人にリアルタイムに提供できるとしたら消費者、販売店、代理店に対してとても大きなメリットを提供できると考えたからです。
当時の企画はこうでした。
試作(プロト)の段階にある商品を消費者や販売店の店主さんにモニター販売をする。
そこでレビューなどの直接的な情報と完売するまでの時間や地域、購入層などを総合して最終商品に反映させ、市場規模を推測する。
市場に流通させる段階でその商品は、すでに市場の洗礼を受けている。
ネットが普及し、消費者が手にする情報量が一気に増えた時期だったので、販売手段は「インターネット」
を取り入れて企画を立案しました。
ですが、残念ながらその企画は没になりました。
理由はとっても簡単です。
企画を実現するために必要な現実的な運用方法が部分が欠落していたからです。
ですが、この時に感じた消費者と「つながる」ことの価値やメリットは頭にこびりついて離れませんでした。
つづきます。
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