Adobe Illustratorによる「リアルイラスト」作成講座/新作・堀北真希さん_2日目 | 現役デザイナー・マーケティングプランナーの備忘録

現役デザイナー・マーケティングプランナーの備忘録

この道●●年、随分ベテランになってしまったグラフィック&ウェブデザイナー、マーケティングプランナーの制作小技等の備忘録です。

次のアポまで1時間ほどあるんで、今日は目、鼻、口を描きます。

各部位のみを描いても良いんだけど、今回は鼻と口については、下レイヤー(顔皮膚レイヤー)との繋ぎをスムーズにしたいと思って、ちょっと外側まで描きました。

※後になって外側まで描いた事に後悔しましたが、この時は知る由もなし。

まず、目です。
たぶんイラストの出来栄えの7~8割はここできまります。

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特に重要なのは、目の輪郭線と、黒目の比率です。

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元の写真をよ~く見て、精度高く描いてください。
まつ毛のボリュームが多い場合は、まつ毛は分離して描いた方が良いかな。

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描きあげたあとに、目のハイライトを適当に入れます。
実際の黒目にハイライトがくっきり入ってることはあまりありませんが、ハイライトを大きめに入れた方が綺麗な目になると思います。
この時点では、少しだけ入れておき、仕上げの段階で調整します。

ちなみに、目の色が薄い外国人等は「瞳孔」をくっきり入れた方が綺麗です。


そして鼻。
皮膚レイヤーで処理しても良いんですが、鼻の輪郭線を強調するには別レイヤーで描いた方が描きやすいです。

鼻の穴や、鼻の下の人中は強調しないように、実際よりは控えめの描写がgoodです。

次は口、
今回はちょっと外側まで描いたけど、唇だけ描いた方が良かったと反省。

何故なら、下の皮膚レイヤーとの境界を整える為に、不必要なアンカーポイントをいっぱい作らないといけなくなったから。
でも、今からやり直すのはめんどうなんで、今回はこれで我慢。

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女子を描く場合、唇はちょっと小さく、ちょっとふっくら描いた方が可愛い感じになります。
ほんのちょっとだけどね。

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ここまで仕上がったら、全体をプレビューして、近くから見たり、遠くから見たりして微調整しましょう。


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顔さえできれば、あとは手抜きできます。(笑)

ここまでで約1時間。

続きはまた明日。