別の日、ミアは下山田と2人で、車の中で話をした。これからのことについて話した。下山田はミアを、自分の父に紹介したいと言い、いきなり「スキの反対って、なんだと思う?」ミアは眠くなりながらも「キライ・・・でしょ?」と答えた。

「違うよ、これだよ」下山田はまたミアに迫った。ミアは眠気が一気に覚めた。何、この人。と思った。今度はわざとらしく「ウルトラ・リラックス」を歌った。下山田はまた驚き、我に返った。「もう、今日はあたし帰る」家に帰ったミアは、このことをアイとムサシに話した。


「ミアちゃん多分、彼は体目当てだよ」ムサシもアイもはっきり言った。後日、なみにも話した。やっぱり答えは同じだった。ミアは信じられなくなった。体目当てな奴なんか、こっちから別れてやる。

なみには相談した。「別れた方がいいのかな」「ミアが下山田さんと出かけた時、おばちゃんとか心配しとらしたよ。それだけ本心出とるから、別れた方がいい」それを聞いて、ミアは安心した。ムサシやアイも「下山田とは別れろ」と勧めた。完璧に考えが固まった。