車は降りず、車内で話をし続ける2人。

しばらくして、下山田はミアをじっと見つめた。

「ん?何?」

「ミアの目、きれいだね」

下山田はミアに接近し、迫った。

はー?何が何だかびっくりしたミアはワザとらしく「おーどーろう君をーみてー」と歌い出した。ミアのいきなりの行動に、下山田は我に返った。「いや、本当にきれいな目だったから・・・」急いで車を出した。

「いやあ〜、いきなり歌いたくなっちゃってー」内心、ミアは焦った。


夕方、ミアが家へ帰ってきた。

「ミアちゃん、下山田君に犯されたでしょう」母の第一声にびっくりしながらもミアは答えた。「ううん、違うよ」

「今度から、男には誰にでもついて行ったらいかんけんね」


「ミアが帰ってきたけん」となみは呼び出され、沢詩家に向かい、ミアとアイとムサシの4人で話した。

アイは聞いた。「ミア、あんた下山田君と付き合っとると?」