《参考》“諸刃の剣”SWIFT排除 日本への影響(2022年2月27日) | 幸福実現党ならばこうする

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これまで圧倒的不利と言われてきたウクライナですが状況は変わりつつあります。アメリカ国防省はウクライナに対しおよそ400億円分の武器供与を決定したと発表しました。小型の武器や弾薬、防弾チョッキなどを前線に送ると言います。


またドイツ政府もこれまでの方針を変えウクライナに対戦車砲1000門や携帯式地対空ミサイル「スティンガー」500 基を提供すると発表しました。


 

「これ(スティンガー)が行き渡るとロシア側としては航空機が飛ばしづらくなるのは確かですね。航空機って結構狙われたら危険なんですよ。特にヘリコプターなんかは数キロ近づいてくれば、かなりの確率で撃墜される可能性があるんですね。」

 

更にアメリカとヨーロッパ各国は、これまで見送っていたSWIFTと呼ばれる国際的な金融決済システムからロシアの一部の銀行を排除するとの共同声明を発表しました。


SWIFTは世界の1万1千以上の金融機関が利用し、決済額は1日575兆円にものぼり、日本の一年間の GDP を上回っています。


 

「間違いなくロシア国民の経済はかなり悪影響を受けますから、時間はかかるかもしれませんけども、ロシアのプーチン政権に大きなダメージを及ぼす可能性が高いと思います。」

 

とはいえ両刃の剣。私たちへの影響も覚悟しなければいけないと言います。


「ロシアって小麦の輸出国で第一位なので、多くの国で日本も含めてパンとか麺とかお菓子とかの食料品の値段も上がるし、

半導体の製造に必要なネオンとかパラジウムとかっていうガスの主要な産地なので、


そこの供給がやっぱり滞ってしまいますので、端的にいえば、原油、天然ガス、小麦、半導体、この辺が不足するので、いろんなものの値上がりが避けられませんと。


 

SWIFTからの排除。これでロシアを止めることができるのでしょうか?先ほどウクライナのゼレンスキー大統領は動画をあげ、ロシアとの協議はベラルーシ以外の国で応じる姿勢を示しました。