今日は6月1日なんですが、昨日の動画の中でミネアポリスで起きている暴動、そこから端を発して全米で起きている暴動について取り扱いました。
その動画の中で、ミネアポリスという街が最初の発端だったんですが、ミネアポリスが入っているミネソタ州の州知事、ティム・ワルツという方の話をご紹介しました。
記者会見:今起きている暴動の中で略奪や暴動をやってるが、これをやってる人たちはミネソタ州の州の外からやってきた人間で、そして彼らは統制された《組織》であって、彼らは【左翼・極左集団】である。
と言っています。亡くなった、元々この発端となった方は、ミネソタ州のジョージという方なんですけど、今起きているこの暴動・抗議は既に《ジョージの死に対しての抗議》ではない。これは既に【意図的に作られたケイオス】である。
この意図的にケイオスを作っている左翼集団とは何かというと、【アンティファ】という集団なんですね。
このアンティファに関して昨日、アメリカでトランプ大統領が《テロ組織に指定する》という事をツイッターで発表しました。このアンティファをトランプ大統領がテロ組織に指定するという話は、去年から出ていたんですね。
去年の8月にアメリカの西海岸のポートランドという街でやはりこういう暴動があって、その時の主導しているのがアンティファであるというのが、はっきりしてたので、
この時にトランプさんは『もうこれはテロ組織に指定すべきだ』と考えたわけですが、《反対が多かった》わけです。
※反対の声➡︎『これは言論の自由の制限につながる。というのは、一旦テロ組織に認定すると、すごく重いことで、それをすると捜査の段階で関係してると思われる容疑がかかる個人とか団体が言論の自由が制限されてしまう』ということで、この時は反対が多くてできなかったわけです。
しかし、今のひどい現状を見てついに、トランプ大統領が決断を下したというわけです。これを受けてすぐに、トランプ政権のウイリアム・バー法務長官が声明を出しました。その中でこう言っています。
ウィリアム・バー法務長官:平和的、合法的にデモを行なっている人々の声は暴力集団にハイジャックされた。アンティファと類似組織による国内テロである。
このハイジャックという言葉をよく使われてるんですけど、ジョージの死に対して、平和的な抗議運動をする事、これこそはまさに言論の自由なので、正しい。
それがいつの間にか《暴力集団によってハイジャックされた。乗っ取られたんだ》。
それがアンティファという組織なんですが、アンティファと類似の組織によって行われている、これは【国内テロ】であるという事で、トランプ大統領がテロに指定すると記事を出したので、
そうなると具体的には、
具体的に➡︎《Joint Terrorism Task Forces 》
略して➡︎《JTTF》
日本語では➡︎【合同テロ対策チーム】
ウィリアム・バー法務長官:「政府の中の合同のテロ対策チームを動員する」と言いました。
そうなると何が起きるか❓
➡︎FBIをはじめとしてワシントンの政府の組織、それから全米各地にある様々な政府系の組織が、合同チームになって、アンティファという一つのテロ組織を捜査するという事になるわけです。
一番の狙いはなんと言っても、【アンティファの資金源を断つ】という事になります。
このANTIFAがテロ組織に認定されると、ここに特にお金を支援するという事は違法になります。
じゃあアンティファに支援してたのは一体誰なんだ❓
というのはこれからの捜査で出てくるんでしょうけど、よく言われるのは民主党であり、中国共産党であり、そしてジョージ・ソロスであると。
この辺、まあ、陰謀論的なところもあるんですが、この辺がはっきりしてくると思います。
ANTIFA➡︎こういう暴力組織なんですが、支持する人たちが実はアメリカには沢山いるわけです。
《例えば》
グレッチェン・ホイットマー
この人はミシガン州の州知事です。ホイットマー知事のツイッターに自分の動画をアップしています。
動画➡︎『私は今、ミシガン州も含めて全米で声をあげている人たち、皆さんの声を聞いていますよ。そして私も皆さんと同じように怒ってます』という事を言ってるんですよね。
トランプ大統領の名前は出してませんけど、明らかに今の政権に対して私は怒ってるんだと、あたかも「皆さんがやってる事は正しい。正義なんだ」と言ってるんですね。
この人はミシガン州の知事であって、民主党の人です。今回のロックダウンの中で特に厳しいロックダウンをした。ミシガン州でそんなに感染者が増えてなかったのに、異常なまでに厳しいロックダウンをして、その後、犠牲者の数がどんどんロックダウン中に増えてったというそういう州だったんですが、
この人ある意味厳しいロックダウンをやったという事で有名になって、今、この大統領選挙、バイデンさんでほぼ決まってますが、今後バイデンさんが一体誰を副大統領候補を誰に選ぶかなんですが、その副大統領候補の一人に入ってるのがこの人なんです。
この人が今の暴徒化に対して理解を示す動画をアップしたわけなんですが、これに対して非難がいっぱい出ています。
アメリカの保守のラジオ番組・Your Voice Americaという、保守の人が聴くラジオ番組なんですけど、そのホスト司会者なんです。その人がこう言っています。
『あなたはどうも彼ら、暴徒になって破壊活動をやってる彼らが正しいと思ってるようだけど、あなたの州の街を破壊してるのは彼らなんですよ』という事で『あなたは呆れ返るほどのエゴで、「idiot」だ。(イディオット)➡︎「ばかもの」、「まぬけ」、「ふざけたバカ」というニュアンス。
「イディオット」そう言っていました。
ミシガン州の街でものすごい破壊行為が行われたのに「それを理解する」と言ってる州知事さんなわけです。
それからこの方は、最初のきっかけになったミネソタ州のミネアポリスの市会議員なんです。ちょっとそう見えないんですけど、市会議員です。
この人のお父さんが小さい枠の写真(中央)のこの方で、ミネソタ州の司法長官なんですね。
州の司法長官というのはものすごく偉い人なんです。日本でいうと、検事総長みたいな人なんです。アメリカの州というのは一つの国みたいなもんですから。
そのお父さんも民主党ですけど、その息子さんがミネソタ州の市会議員なんです。そしてトランプ大統領が最初に言った「アンティファをテロ組織に指定する」というツイートを出したその直後に、『私は正式にアンティファを支持する』というツイートを出しています。
このように、大手を振るって『アンティファを支持する』という人がアメリカには結構いるんですね。
じゃあこのアンティファってどういうものなのか❓
改めて、
ANTIFAとは
《極左暴力革命》の【国際テロ組織】です。
国際テロ組織なので、アメリカだけではありません。
どういう主張か❓というと➡︎反ファシストです。
だからアンチ・ファシズムでAnti+Fascism➡︎ANTIFAという風になってます。
反ファシスト➡︎全体主義というか、右と左でいうと、右の全体主義に反対している。
第二次世界大戦で言うと、ヒトラーとかソ連のスターリンとかいましたけど、ヒトラーは右のファシストだったので、こういうのに反対してる、と言う事なんですが、
それが今やそれが、保守全体に対して反対なんですね。
反ヘイトという事は、つまり人種差別に対して反対してる。だから今回も黒人に対しての人種差別を反対してることになってるわけなんですが、
そして反極右です。右が全部反対してます。
まあ、これだけだとちょっとアンティファってイメージしにくいと思うんですね。もうちょっとイメージできるように、日本の中でお話します。
ANTIIFA・日本にも
アンティファは日本にもあるんですね。
日本のアンティファは何を主張してるのか❓
というと、【反安倍・反小池】です笑。
それから【反保守・反ヘイト(これはアメリカと一緒ですけど)】
日本の政治的なテーマでいうと、
【反憲法改正・反原発】です。
支持する方でいうと、
【リベラルを支持する】
日本の政党でいうと、どうも
【立憲民主党を支持】のようですね。立憲民主党が日本のアンティファと繋がってるという話が、なんかこうツイッターでそういう事を言ってる人もいますが、まだわかりません。
それから今もう亡くなってしまいましたけど、
【SEALDs(シールズ)支持】という風に言われています。SEALDs(シールズ)参照
というのがアンティファなんですね。
ほとんど共産党とか、確かに左翼政党そのものであります。
※このANTIFAは理想を持っています。
ANTIFAの理想とは
要は、最終的には【共産主義社会の実現】なんです。だから、共産党そのものなんです。
具体的には《国境のない世界》
それから《警察が無し》だから、今、警察に対して戦ってるんですね笑。
そして《軍隊も無し》
そもそも《国家権力無し》です。
→国家権力というか《国家無し》。
だから《無政府主義者》なんですけど、これが理想です。
という事を考えると、このANTIFAというのは、今、全米で暴動を起こしていますけど、要は【共産主義革命をアメリカで起こそうとしてる】んです。
単なる暴動で略奪して喜んでるという、そんな愉快犯じゃないんですね。本気でアメリカで共産主義革命をアメリカで起こそうとしてるという集団なわけです。
だからこそトランプ政権は、「これは早く手を打たなければいけない」という事で、テロ組織に指定したわけです。
トランプが指定して、バー法務長官がすぐ動き始めて、トランプ政権の中ではこの方、ポンペオ国務長官がFOX Newsに出て、こう言っています。
ポンペオ国務長官:「中国共産党は必ずこのようにアメリカが混乱しているタイミングを利用して行動に出るだろう。」
➡︎つまり『今起きている、このアンティファによるアメリカでの暴動と、中国は関係なくないんだ』と。
日本でも多くの人が想像されてる事なんですけど、ポンペオがまさしくその事を言っています。
じゃあ、
何故今、アンティファがこんな動きをしてるのか?
❶今トランプ大統領の再選がかかった重要な時期である。と同時に、
❷トランプが対中国へのウイルスの問題による経済制裁を行おうとしているタイミングでもあるし、そして
❸トランプ政権が台湾を支援しようとしている。また、
❹香港の民主派デモを支持している。
こういうタイミングだからこそ、このアンティファが突如、全米で動き始めたという風に言えます。
という事で、まさにこの全米で起きている暴動は、【米中戦争は既に始まっている】という事の形を変えた姿なのかもしれません。
今日はここまでです。ご視聴誠にありがとうございました。