本日は、2025年8月13日水曜日です。
【2025年8月12日(火)の相場】
《米国市場》

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株式
- 日経平均(円)8/12 15:45 大引42,718.17+897.69(+2.15%)
- JPX日経4008/12 15:30 大引27,617.57+366.58(+1.35%)
- 日経3008/12 15:45 大引656.89+10.18(+1.57%)
- 日経平均先物(円)8/13 6:0043,280+640(+1.50%)
- TOPIX8/12 15:30 大引3,066.37+42.16(+1.39%)
シカゴ日本株先物概況・12日
為替
- ドル(円)8/13 8:00147.78 - 147.79-0.48(-0.32%)
- ユーロ(円)8/13 8:00172.55 - 172.57+0.27(+0.15%)
- ユーロ(ドル)8/13 8:001.1675 - 1.1677+0.0055(+0.47%)
- 英ポンド(円)8/13 8:00199.48 - 199.54-0.04(-0.02%)
- スイスフラン(円)8/13 8:00183.27 - 183.33±0(±0%)
- 豪ドル(円)8/13 8:0096.46 - 96.50-0.07(-0.07%)
NY円相場、反発 1ドル=147円80〜90銭 9月の米利下げ見込んだドル売り
金利
- 長期金利(%)----
- 米10年国債(%)8/12 17:00 終値4.292+0.009
- 米30年国債(%)8/12 17:00 終値4.885+0.032
欧州国債早朝 ドイツ長期金利、小幅に上昇 2.7%前後
商品
- NY金(ドル/トロイオンス)8/123,348.9-4.2
- NY原油(ドル/バレル)8/12 18:5563.12-0.05(-0.07%)
- ドバイ原油 現物、FOB(ドル/バレル)8/12 午後68.90+0.70(+1.02%)
NY商品、原油反落 需給の緩みに懸念 金続落
海外
- 日経アジア300i8/12 19:30 終値2,031.86+9.19(+0.45%)
- NYダウ工業株30種(ドル)8/12 17:30 終値44,458.61+483.52(+1.09%)
- S&P500種8/12 17:30 終値6,445.76+72.31(+1.13%)
- ナスダック8/12 16:00 終値21,681.904+296.500(+1.38%)
- 英FTSE1008/12 16:35 終値9,147.81+18.10(+0.19%)
NY株ハイライト 「AIに食われる」低調目立つソフトウエア関連

【NQNニューヨーク=稲場三奈】
2025年8月12日の米株式市場で
ダウ工業株30種平均は反発し、
前日比483ドル52セント(1.09%)高の
4万4458ドル61セントで終えた。
朝発表の7月の米消費者物価指数(CPI)が
おおむね市場の想定通りとなった。
物価上昇への過度な警戒が和らぎ、
幅広い銘柄に買いが膨らんだ。
CPIの上昇率は前月比0.2%と、
ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想と一致し、
6月(0.3%)からは鈍化した。
食品・エネルギーを除くコアも0.3%と
市場予想に並んだ。
前年同月比では総合が2.7%と
市場予想(2.8%)を下回った一方、
コアが3.1%と市場予想(3.0%)を上回った。
サービス価格の上昇が目立った。
トランプ米政権の関税政策がインフレ圧力を高めるとの懸念が根強いなか、CPIが市場に一定の安心感をもたらした。市場では「総合の伸びが予想より緩やかとなり、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測に沿う内容だった」(ボルヴィン・ウェルス・マネジメント・グループのジーナ・ボルヴィン氏)との声が聞かれた。
米中両政府は11日、互いに一時停止している関税措置について停止期間を90日延長すると発表した。市場では「世界貿易の甚大な混乱を避けることにつながる協定を組むための、好ましい一歩」(UBSのウルリケ・ホフマン・ブルハルディ氏)との見方があり、投資家心理を支えた。
カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は12日の講演で、「経済がいまだに勢いを示し、企業の楽観を強め、インフレが我々の目標を上回っていることから、今のところは緩やかに制限的な金融政策スタンスを維持するのが適切だ」と語った。一方、リッチモンド連銀のバーキン総裁は同日、インフレと雇用のバランスがいまだに不確実であることから、「必要に応じて我々の政策スタンスを調整するのに良い位置にいる」と述べた。
ただ、市場はFRBが9月に利下げに踏み切るとの見方が支配的で、発言を受けた相場の反応は限定的だった。
ダウ平均の構成銘柄では、
ユナイテッドヘルス・グループやゴールドマン・サックス、ボーイングが買われた。
マイクロソフトやナイキも上げた。
ジョンソン・エンド・ジョンソンが下げた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前日比296.500ポイント(1.38%)高の2万1681.904(速報値)と2営業日ぶりに最高値を更新した。メタプラットフォームズが上げた。交流サイト「スレッズ」の月間利用者数が4億人を超えたと伝わった。アルファベットも上昇。人工知能(AI)検索エンジンのパープレキシティAIがアルファベット傘下グーグルのブラウザー「クローム」の買収を提案したと伝わった。
多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も反発し、前日比72.31ポイント(1.13%)高の6445.76で終えた。7月28日以来の最高値更新となった。
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2025年8月12日の東京株式市場で
日経平均株価は5日続伸した。
前営業日比897円69銭(2.15%)高の
4万2718円17銭と、
最高値を1年1カ月ぶりに更新した。
連休中に米国株が堅調に推移していた流れを引き継いだほか、米中の貿易協議を巡る緊張緩和が支えとなり、日本株には買いが優勢だった。決算を手掛かりにした物色も活発だった。海外短期筋による株価指数先物への買いが売り方の買い戻しを誘い、株価上昇に弾みを付けた。日経平均の上げ幅は一時1100円を超え、4万3000円に肉薄した。
米国の関税政策を巡っては日本に対する特例措置の確認に加え、11日にはトランプ米大統領が対中関税の一部を再び90日間延期するための大統領令に署名した。足元で主要企業の決算発表が相次ぎ、関税の影響は市場が警戒していたほど大きくはないとの声があるほか、今後も想定していたほど影響は深刻にならないとの見方が日本株の買いを後押しした。12日の外国為替市場で円の対ドル相場が1ドル=148円台と弱含み、輸出関連株への買いにもつながった。
自民党が前週末に両院議員総会を開き、臨時総裁選の実施の是非を確認する手続きに入ることを決めるなか、市場では「9月中旬に総裁選が実施され、積極財政を志向する高市早苗氏や茂木敏充氏らが有力との見方が広がれば、日本株は上昇しやすい」(大和証券の木野内栄治チーフテクニカルアナリスト)との指摘もあった。
日経平均は上昇が一服する場面もあった。
米ブルームバーグ通信は12日午後に「中国当局は、米国の輸出規制に準拠しつつ中国向けに設計された米エヌビディア製の人工知能(AI)アクセラレーター『H20』製品について、使用を控えるよう新たな指針で中国企業に求めた」と報じた。高値警戒感も生じるなか、米中関係の不安が払拭し切れていない点は一定の重荷になった。
東証株価指数(TOPIX)も5日続伸した。終値は42.16ポイント(1.39%)高の3066.37と、最高値を連日で更新した。JPXプライム150指数は5日続伸し、19.28ポイント(1.47%)高の1333.71と最高値を更新した。
東証プライムの
売買代金は概算で6兆8640億円、
売買高は27億8177万株だった。
東証プライムの
値上がり銘柄数は964。
値下がりは600、
横ばいは59だった。
ソフトバンクグループ(SBG)や
ファストリなどの値がさ株が買われたほか、
半導体関連株も上昇した。
一方、
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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