本日は、2025年6月24日火曜日です。
【2025年6月23日(月)の相場】
《米国市場》
2025年6月23日の外国為替市場で
円が全面安の展開となっている。
対ドルでは一時1ドル=148円台と
5月13日以来の円安・ドル高水準を付けた。
中東情勢の緊迫化を受けた原油高で
日本の貿易赤字が拡大するとの見方が広がり、
幅広い通貨に対して円を売る動きが強まった。

株式
- 日経平均(円)6/23 15:45 大引38,354.09-49.14(-0.13%)
- JPX日経4006/23 15:30 大引25,073.96-78.79(-0.31%)
- 日経3006/23 15:45 大引592.30-2.01(-0.34%)
- 日経平均先物(円)6/24 5:2038,590+190(+0.49%)
- TOPIX6/23 15:30 大引2,761.18-10.08(-0.36%)
福証、上場増加も売買代金低迷 東証改革「駆け込み寺」抜け出せるか

為替
- ドル(円)6/24 5:46146.13 - 146.14+0.73(+0.50%)
- ユーロ(円)6/24 5:46169.19 - 169.22+1.74(+1.03%)
- ユーロ(ドル)6/24 5:461.1577 - 1.1579+0.0061(+0.52%)
- 英ポンド(円)6/24 5:46197.65 - 197.71+1.22(+0.62%)
- スイスフラン(円)6/24 5:46179.80 - 179.86+1.21(+0.67%)
- 豪ドル(円)6/24 5:4694.39 - 94.43+0.14(+0.14%)
欧州国債概況23日 独10年債利回り低下、米債高が波及
金利
- 長期金利(%)6/23 15:081.405+0.010
- 米10年国債(%)6/20 17:00 終値4.376-0.016
- 米30年国債(%)6/20 17:00 終値4.891±0
欧州国債早朝 ドイツ長期金利、上昇 2.5%台半ば
商品
- NY金(ドル/トロイオンス)6/203,368.1-21.7
- NY原油(ドル/バレル)6/23 16:4167.48-6.36(-8.61%)
- ドバイ原油 現物、FOB(ドル/バレル)6/23 午後78.00+3.20(+4.27%)
NY商品、原油下落 供給への影響限定的との観測 金は反発
海外
- 日経アジア300i6/23 19:30 終値1,900.80+13.18(+0.69%)
- NYダウ工業株30種(ドル)6/23 16:2042,581.78+374.96(+0.88%)
- S&P500種6/23 16:20 終値6,025.17+57.33(+0.96%)
- ナスダック6/23 16:00 終値19,630.975+183.565(+0.94%)
- 英FTSE1006/23 16:35 終値8,758.04-16.61(-0.18%)
2025年6月24日 5:52
米国株、ダウ続伸し374ドル高 原油相場の急落が支え ナスダックは反発
【NQNニューヨーク=矢内純一】
2025年6月23日の米株式市場で
ダウ工業株30種平均は続伸し、
前週末比374ドル96セント(0.88%)高の
4万2581ドル78セントで終えた。
中東情勢が緊迫する中、米軍による核施設への攻撃を受けたイランの報復がこれまでのところ限定的なものにとどまっている。米原油先物相場が急落し、投資家心理を支えた。ダウ平均の上げ幅は400ドルを超える場面があった。
米国が6月21日、
イランの複数の核施設を攻撃した。
一方、イランは6月23日、報復として
カタールの米軍基地にミサイルを発射した。
主要メディアの報道によると、カタールはイランのミサイルを迎撃し人的被害はなかった。イランは米国とカタールに攻撃を事前に通知していたという。
イランの報復が伝わると、
ダウ平均は200ドルあまり下げる場面があったものの、売りが一巡した後は上昇に転じた。
イランの報復が限定的だと受け止められたうえ、石油の生産や流通に影響する措置を避けた。
6月23日のニューヨーク原油先物市場では
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物が前週末に比べ7%あまり下げたことも、株買いにつながった。
市場では「中東からの原油供給が途絶えるような状況になっておらず、投資家の懸念が和らいでいる」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との指摘があった。
米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長は23日の講演で、「インフレ圧力が抑えられていれば、(7月の)次回会合にでも利下げすることを支持する」と述べた。20日のウォラーFRB理事に続き、早期利下げに言及した。原油価格の急落もあって、米債券市場では長期金利が低下(長期債価格は上昇)した。金利の低下で相対的な割安感が出たとみられた株式に買いが入った面もある。
ダウ平均の構成銘柄では、
スリーエム(3M)、
ホーム・デポが上昇した。
半面、
開発中の肥満症治療薬候補の臨床試験(治験)
結果を発表した
アムジェンの下げが目立った。
原油先物相場の下落を受け、
シェブロンにも売りが出た。
ハイテク株比率が高い
ナスダック総合株価指数は反発した。
前週末比183.565ポイント(0.94%)高の
1万9630.975(速報値)で終えた。
6月22日に
米テキサス州でロボタクシー(自動運転タクシー)事業を始めたテスラが8.2%高で終えた。
メタプラットフォームズや
ビッグデータ分析の
にも買いが入った。
(更新)
【ニューヨーク=竹内弘文】
イランが中東の米軍基地をミサイルで攻撃したと伝わった23日午後、原油先物は一時前週末比9%安まで急落した。イランの報復攻撃が抑制的だったとの受け止めが広がり、一段と情勢が緊迫化するリスクは限られるとの見方が優勢となった。一時下げに転じた米株式相場は再び上昇した。
米国の原油指標であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)8月物は1バレル68.51ドルと、米東部時間22日夕方に付けた高値78ドル台半ばから10ドルあまり下落し、中心限月としては12日以来の安値となった。

ダウ工業株30種平均はイランの報復攻撃が伝わった直後に前週末比200ドルあまり下げる場面があったがすぐに切り返した。ダウ平均は結局374ドル(0.9%)高の4万2581ドルで引けた。
米国は現地時間22日早朝にイラン中部フォルドゥやイスファハンなどの核施設などを攻撃し、イランは米国への報復を警告していた。イラン国営メディアは同国が米軍基地へのミサイル攻撃を開始したと伝え、米欧メディアによるとカタールの首都ドーハ上空で爆発音が聞こえた。
報復攻撃による被害の全容は明らかになっていないが、ロイター通信の報道によるとイランは報復の数時間前に外交ルートを通じて米国とカタールに攻撃を通知したという。対立激化を避ける狙いがあったとみられている。
米予測市場の「ポリマーケット」では、イランがエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を年内に封鎖する予想確率が23日早朝に6割を超えていたが、午後4時時点では27%にまで急低下した。原油輸送の寸断リスクが低下したとの受け止めが広がり、金融市場で警戒モードが緩んでいる。
多くの機関投資家が参照する米株価指数、S&P500種株価指数の構成銘柄のうち約8割が上昇した。原油安を好感し、業種別指数は「エネルギー」を除く全業種が上昇した。特に一般消費財の上げが目立つ。
地政学リスクによる株売りは長続きしないとの見方もあった。米モルガン・スタンレーのチーフ米国株ストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は23日朝のメモで「過去の地政学イベント後の株式市場の動揺はごく短期に終わった」と指摘した。同社の分析によると紛争などイベント発生後1カ月、3カ月、12カ月経過時点の平均S&P500変動率はいずれもプラスだったという。
「有事のドル買い」も短時間で終わった。円相場は23日朝に一時1ドル=148円台まで円安・ドル高が進んだがその後は対ドルで上昇し、23日午後4時時点で146円台前半で推移している。
- 掲載指標データはQUICK提供です。
- 海外の株価指数は少なくとも15分の遅延(S&P500は終値)で表示しています。
- 為替相場は少なくとも5分の遅延で表示しています。
- NY原油は少なくとも10分の遅延で表示しています。
2025年6月23日 15:52
2025年6月23日の東京株式市場で
日経平均株価は3日続落し、
終値は前週末比49円14銭(0.13%)安の
3万8354円09銭だった。
週末に米国がイランの核施設への攻撃に踏み切ったのを受け、投資家のリスク回避姿勢が強まり、幅広い銘柄に売りが先行した。
売り一巡後は
為替の円安進行などを背景に急速に下げ渋った。
米国が米東部時間21日に
イランの核施設への攻撃に踏み切ったことを受け、
東京市場では朝方から幅広い銘柄に売りが出た。
日本時間23日には
ニューヨーク・マーカンタイル取引所
(NYMEX)で
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物の期近物が高騰する場面があった。
市場では「日本はエネルギーを輸入に頼っているので、原油高は貿易赤字が拡大して通貨安につながりやすいほか、企業業績にも影響する」
(国内証券のアナリスト)との見方が聞かれた。
トランプ米政権が
中国に対する半導体規制を強化するとの観測から、
値がさの半導体関連株が売られ、
指数の下げ幅は一時300円を超えた。
もっとも原油価格が上昇し、
有事のドル買いも進むなか、
外国為替市場で円相場が対ドルで
1ドル=147円台前半まで下落すると
指数は急速に下げ渋り、
先物主導で下げ幅を縮小した。
東証株価指数(TOPIX)は3日続落した。
終値は10.08ポイント(0.36%)安の
2761.18だった。
JPXプライム150指数は3日続落し、
4.83ポイント(0.40%)安の1210.48で終えた。
東証プライムの
売買代金は概算で3兆8328億円、
売買高は15億7090万株だった。
東証プライムの
値下がり銘柄数は915。
値上がりは653、
横ばいは58だった。
TDK、
スクリンが下げた。
一方、
中外薬や
ファストリは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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権利確定日一覧(2025年〜2026年) https://s.minkabu.jp/yutai/column/calendar/
《6月決算銘柄の取引/株主優待取得》
権利落ち日⇒6月27日(金)
権利確定日⇒6月30日(月)
もしくは
権利確定日⇒6月20日(金)
3191ジョイフル本田
7962キングジム
など銘柄によって
権利確定日が違う場合がありますから
詳細はご自身でチェックしてみてください。
権利付き最終日に株を所有していれば
株主の権利を取得できる。
権利付き最終日の翌日
つまり、権利落ち日からは
株を売っても
配当金や株主優待の権利は得られます。
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