
2025年2月28日の東京株式市場で
日経平均株価は反落か。
米政権の関税政策が警戒され、主力株に運用リスクを回避する売りが出そうだ。
半導体関連株の下落も重荷となり、
日経平均は前日の終値(3万8256円)から
800円あまり安い3万7400円が下値めどになる。
もっとも3万7000円台の水準では押し目買いも入りそうで、終値で3万8000円を維持できるかが焦点となる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL2803I0Y5A220C2000000/
株式
- 日経平均(円)2/27 15:45 大引38,256.17+113.80(+0.30%)
- JPX日経4002/27 15:30 大引24,751.41+153.96(+0.63%)
- 日経3002/27 15:45 大引587.50+3.99(+0.68%)
- 日経平均先物(円)2/28 6:0037,580-720(-1.87%)
- TOPIX2/27 15:30 大引2,736.25+19.85(+0.73%)
日経平均株価、米関税に警戒(先読み株式相場)
為替
- ドル(円)2/28 8:05149.69 - 149.71+0.43(+0.28%)
- ユーロ(円)2/28 8:05155.62 - 155.65-0.74(-0.47%)
- ユーロ(ドル)2/28 8:051.0395 - 1.0397-0.0080(-0.76%)
- 英ポンド(円)2/28 8:05188.56 - 188.62-0.27(-0.14%)
- スイスフラン(円)2/28 8:05166.31 - 166.37-0.15(-0.09%)
- 豪ドル(円)2/28 8:0593.32 - 93.36-0.08(-0.08%)
NY円相場、続落 1ドル=149円75〜85銭 米長期金利の低下一服で
金利
- 長期金利(%)2/27 16:471.400+0.035
- 米10年国債(%)2/27 17:00 終値4.258±0
- 米30年国債(%)2/27 17:00 終値4.536+0.030
NY債券、長期債小反落 10年債利回り4.26% 関税による物価上昇を警戒
商品
- NY金(ドル/トロイオンス)2/272,883.2-34.6
- NY原油(ドル/バレル)2/27 18:0570.06-0.29(-0.41%)
- ドバイ原油 現物、FOB(ドル/バレル)2/27 午後77.90±0(±0%)
シカゴ穀物概況・27日
海外
- 日経アジア300i2/27 19:30 終値1,841.91-14.40(-0.77%)
- NYダウ工業株30種(ドル)2/27 17:30 終値43,239.50-193.62(-0.44%)
- S&P500種2/27 17:30 終値5,861.57-94.49(-1.58%)
- ナスダック2/27 16:00 終値18,544.419-530.844(-2.78%)
- 英FTSE1002/27 16:35 終値8,756.21+24.75(+0.28%)
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(更新)
NYダウ193ドル安、中国追加関税が重荷 NVIDIA8%安:日本経済新聞
【NQNニューヨーク=戸部実華】
2025年2月27日の米株式市場で
ダウ工業株30種平均は続落した。
前日比193ドル62セント(0.44%)安の
4万3239ドル50セントと
1月中旬以来およそ1カ月半ぶりの安値で終えた。
トランプ米大統領が2月27日に
カナダとメキシコからの輸入品に予定通り関税を課す考えを改めて示した。
中国にも追加関税を課す方針で、先行き不透明感が広がった。
エヌビディアが売られ、
ハイテク株の下げも重荷となった。
トランプ氏は発動を延期していたカナダとメキシコへの25%の関税を3月4日から課すと自身のSNSに投稿した。すでに2月4日に追加関税を発動した中国にも追加で10%を課すという。関税引き上げが米国内のインフレ圧力につながり、米経済を支える個人消費が減速するとの懸念が根強かった。
2月27日発表の米経済指標も景気の先行き不透明感につながった。週間の米新規失業保険申請件数は市場予想を上回って前週から増えた。1月の米仮契約住宅販売指数は市場予想以上に前月から低下した。このところ消費者や企業の景況感の悪化を示す指標の発表も目立ち、投資家心理の重荷となった。
半導体やハイテク株への売りも相場を押し下げた。
2月26日夕に発表した2024年11月〜25年1月期決算で売上高が市場予想を上回ったエヌビディアが8%あまり下げた。人工知能(AI)向け半導体の販売が好調で、25年2〜4月期の売上高見通しも予想以上だったものの、短期的な利益率悪化などが懸念された。
これまで旺盛だったAI投資の持続性を巡る不透明感もくすぶるなか、半導体関連株やAI関連銘柄の一角に売りが広がった。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は6%安となった。
半面、ディフェンシブ株を中心に買いが入り、ダウ平均は450ドルほど上昇する場面があった。市場では「相対的にみて関税の影響が出にくい銘柄に買いが入っている」(ジョーンズ・トレーディングのマイケル・オルーク氏)との声が聞かれた。ハイテク株が売られた一方、保険や金融、エネルギー株などへの循環物色につながったとの見方もあった。
個別銘柄では
前日夕に決算とあわせて発表した
収益見通しが市場予想に届かなかった
セールスフォースが4%下げた。
アップルも売られた。
半面、
トラベラーズや
マクドナルドといった
ディフェンシブ株が買われた。
スリーエムやシェブロンも高い。
ハイテク株比率が高い
ナスダック総合株価指数は反落した。
前日比530.844ポイント(2.78%)安の
1万8544.419(速報値)と、
24年11月上旬以来の安値で終えた。
アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など
半導体関連株への売りが目立った。
アルファベットやメタプラットフォームズなど
主力株も下げた。
多くの機関投資家が運用指標とする
S&P500種株価指数も反落した。
前日比94.49ポイント(1.58%)安の
5861.57(速報値)と1月中旬以来の安値で終えた。
「恐怖指数」とも呼ばれる米株の変動性指数(VIX)は21台前半と、不安心理が高まった状態を示すとされる20を上回り、昨年12月中旬以来の高さとなった。
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