2月末(2/28)決算銘柄の取引、株主優待取得

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2025年2月13日の東京株式市場で
日経平均株価は続伸か。
米利下げがさらに後退するとの観測から
外国為替市場で円安・ドル高が進行しており、
円安に歩調を合わせた海外短期筋による日経平均先物への投機的な買いが相場全体を押し上げそうだ。
一方、トランプ米大統領の関税政策の
先行き不透明感から、
朝高後は上値の重さも目立つだろう。
日経平均は前日の終値(3万8963円)から300円ほど高い3万9300円程度が上値メドになりそう...
(更新)
【ニューヨーク=佐藤璃子】
2025年2月12日の米株式市場で
ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、
前日比225ドル(0.5%)安の4万4368ドルで終えた。
朝発表の1月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を上回ったことを受け、物価高止まりへの警戒感が強まった。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ時期の後ずれ観測が相場の重荷となった。
米労働省が公表した1月のCPIは、
前月比や前年同月比の上昇率が
いずれも市場予想を上回った。
振れ幅の大きなエネルギーと食品を除く
コア指数の伸びも同様に予想以上となった。
シニア・エコノミスト、カート・ランキン氏は
「旺盛な消費意欲から、少なくとも2025年前半までは需要サイドのインフレ圧力が続く可能性が高い」と指摘。米国の物価高止まりが改めて意識された。
パウエルFRB議長は2月12日の
米連邦議会下院で開かれた議会証言で、
利下げを急がない姿勢を改めて示した。
市場からは「インフレ率は依然として目標を上回っており、関税政策がさらなる物価高を招く可能性がある。FRBが25年に追加利下げに踏み切ることはないだろう」(キャピタル・エコノミクスの北米エコノミスト、ブラドリー・サンダース氏)との声があがった。
FRBの利下げが難しくなるとの見方から
長期金利の指標となる
米10年物国債利回りは上昇(債券価格は下落)し、
一時4.66%を付けた。
金利上昇は米株相場の重荷となり、
ダウ平均の採用銘柄では
建機大手キャタピラーが3%安、
ホームセンターのホーム・デポが2%、
アマゾン・ドット・コムが2%安となった。
2月12日に26年までの人員削減計画を明らかにした
石油メジャーの米シェブロンも2%安で引けた。
S&P500種株価指数の業種別指数で
エネルギーは3%安と下げが大きかった。
個別では、
アマゾン・ドット・コムが売られた。
シャーウィン・ウィリアムズやシェブロンも安かった。
ナイキやセールスフォースは買われた。
ハイテク株比率が高い
ナスダック総合株価指数は小幅に反発した。
前日比6.095ポイント(0.03%)高の
1万9649.951(速報値)で終えた。
テスラの上昇が目立った。
メタプラットフォームズは18日続伸した。
市場では、「物価上昇圧力の粘り強さを示す内容だった。FRBの利下げは少なくとも年後半以降になるだろう」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との声が聞かれた。
米債券市場では米CPIの発表後に長期金利が上昇。
一時は前日比0.13%高い(債券価格は安い)4.66%を付け、株式には相対的な割高感を意識した売りが出た。
トランプ米大統領と
ロシアのプーチン大統領による電話協議で
ウクライナとロシアの停戦交渉が進む
との観測が強まり、
需給の緩みを意識した売りから
原油先物相場が下落した。
ロイター通信が2月12日、
トランプ政権が相互関税を巡り
自動車や薬品などを含む例外を検討していると
米連邦議会下院のジョンソン議長が語ったと報じた。
関税への懸念がやや後退した。
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