byテレ朝news
2025年1月20日月曜日に就任式を控える
アメリカのトランプ次期大統領。
トランプ氏大統領就任式に岩屋外務大臣が招かれる 米中決裂シナリオも
トランプ氏の大統領就任で…日本への影響は?

世界の10大リスク
そんななか、国際情勢を分析するアメリカの調査会社が、今年の「世界の10大リスク」を発表しました。
ウクライナ侵攻を続けるロシアの存在や、人工知能AIの「暴走」などがリスクとして挙げられるなか、
項目の半数以上が
トランプ次期大統領に関わるものでした。
トランプ次期大統領
「メキシコ湾という名称をアメリカ湾に変更する。アメリカ湾、実にいい名前だし、ふさわしい」
「メキシコ湾という名称をアメリカ湾に変更する。アメリカ湾、実にいい名前だし、ふさわしい」

10位「アメリカとメキシコの対立」
アメリカ第一主義を突き進むトランプ次期大統領。10大リスクの10位は「アメリカとメキシコの対立」です。関税措置や不法移民の取り締まりなどで両国の関係はさらに険悪になると予想しています。
4位「トランプノミクス」では、以前から公言している関税の引き上げで世界の貿易に混乱を生むとの懸念も。3位は「米中決裂」。バイデン大統領が築いた中国との安定した関係がトランプ氏の返り咲きによって崩壊するという見方です。
トランプ氏の大統領就任が世界的なリスクを生み出すとした分析が発表されるなか、日本への影響はないのでしょうか?

自動車が(関税の)ターゲットになった場合
中林教授
「日本経済の土台は少なくとも、これまで、そして今も自動車です。過去の日本の政権も自動車に関税をかけると言われた途端に農業で譲歩するなど、今回も自動車が(関税の)ターゲットになった場合は日本経済が大変なことになります」
「日本経済の土台は少なくとも、これまで、そして今も自動車です。過去の日本の政権も自動車に関税をかけると言われた途端に農業で譲歩するなど、今回も自動車が(関税の)ターゲットになった場合は日本経済が大変なことになります」

メキシコと関係悪化すると…
メキシコとの関係が悪化し、関税の大幅な引き上げが現実のものとなった場合、日本側のリスクも跳ね上がるといいます。
中林教授
「トランプ氏はアメリカの製造業をなんとか守りたいと思っている。日本企業だって関税をなんとか節約しようと思いますから、メキシコに工場を作ったりしている。(製造業は)本当の本気で直撃させると
「トランプ氏はアメリカの製造業をなんとか守りたいと思っている。日本企業だって関税をなんとか節約しようと思いますから、メキシコに工場を作ったりしている。(製造業は)本当の本気で直撃させると
怖い産業分野です」
(「グッド!モーニング」2025年1月13日放送分より)
(引用)