【2024年11月5日火曜日/
国内株式市場概況】
東京証券取引所は
本日、2024年11月5日から
市場の後場の取引時間30分延長となりました。
東証の取引時間延長と当社サービスの変更について(10月31日更新)|SBI証券
5日から、株式の取引時間を30分延長し、
取引を午後3時半に終えた。
終了時間の延長は70年ぶりとなった。
1日の取引時間は延長によって、
午前9時~11時半(前場)と
午後0時半~3時半(後場)の
計5時間半になった。
終了時間の延長は、
午後2時から3時に延ばした1954年以来。
2011年には海外の取引所を参考に昼休みを縮めて、11時までだった前場を11時半までに30分延ばした。(引用文)
"日経平均、421.23円高の「38,474.90円」で取引終了…〈米大統領選後〉の株高に備えた動きとの見方も"
https://l.smartnews.com/m-HWZDG/khXhPN
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https://l.smartnews.com/m-5VAJe/BalNLR
2.個別銘柄等
住友電気工業(5802)は、前週末比247円(10.6%)高の2,579円をつけ、大幅反発となりました。1日に発表した今期の中間決算にて、累積営業利益は前年同期比77.2%増の1,193億円と大幅増益となったことや、通期業績・年間配当の上方修正が買い材料となりました。年間配当は、従来予想から5円増の77円とされています。
サンリオ(8136)は、前週末比、一時627円(15.6%)高の4,659円をつけ、上場来高値を更新する大幅反発となりました。中間決算にて、累積営業利益は前年同期比77.3%の235億円と大幅増益を発表、また通期業績も従来予想から39億円上方修正となる410億円としたことが好感されました。ハローキティの50周年施策やインバウンド需要が業績に寄与しています。
野村ホールディングス(8604)は前週末比82.5円(10.6%)高の860.1円をつけ、4日ぶり反発となりました。中間決算において、当期純利益は2.9倍と大幅増益が株価を押し上げました。足元では、コンプライアンスの問題で持ち高を減らしていた投資家が、好決算を確認したことで見直し買いが入ったとの声も上がっています。
村田製作所(6981)は前週末比173円(6.6%)高の2,801.5円をつけ、4日ぶり反発となりました。足元では安値圏で推移する中で、堅調な決算内容を発表したことが買い材料となりました。中間決算時点での累積営業利益は前年同期比13.9%増の1,581億円で、通期の業績予想は据え置かれています。
ヤマハ(7951)は前週末比164.5円(13.2%)安の1,081円をつけ、大幅反落となりました。中間決算において、累積営業利益は前年同期比22.5%減の119億円と市場予想を大きく下回る内容が嫌気されました。通期業績も下方修正を発表しており、従来から一転し減収減益が見込まれており、減益はピアノを中心とした中国市場の減速が要因とされています。
日本ハム(2282)は前週末比、一時600円(11.4%)安の4,670円をつけ、大幅続落となりました。1日の中間決算において、累積当期純利益は前年同期比10.6%減の178億円と、第1四半期の130億円(同11.1%増)から、大きく減速したことが売り材料となりました。
本日、ザラ場中の決算銘柄では住友ベークライト(4203)は2.9%高の4,040円をつけ、大幅反発となりました。累積営業利益は前年同期比24.3%増の156億円と概ね市場コンセンサス通りで、堅調な決算が評価されています。一方で、三菱重工業(7011)は、決算内容は堅調であるものの、通期業績が据え置かれたことが売り材料となり2.5%安の2,060円をつけ、続落となりました。
VIEW POINT: 明日への視点
明日に向けて、大引け後には任天堂(7974)、川崎汽船(9107)、横河電機(6841)の決算に注目が集まります。任天堂の中間期営業利益コンセンサスは1,143億円とされており、この水準を超えるかがポイントです。
また経済指標では、米国にて24:00頃、ISM非製造業景気指数の発表が予定されています。市場予想は53.6と節目の50は引き続き維持するものの、前月54.9からわずかに縮小が予想されています。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
詳細こちら
午後立会の売買立会終了時の売買において、
クロージング・オークションが導入されます。
15:25~15:30までの5分間を
プレ・クロージングとし、
板寄せで終値が決定されます。
導入後のイメージ プレクロージング開始時
引け条件注文及び不成注文(ザラバで指値注文が約定しなかった場合の引け成行注文)の板登録が行われます。
引け条件付空売り指値注文の価格規制チェックが実施されます。
プレクロージング中(15:25~15:30) 板情報が配信されます。 プレクロージング中は、売買は成立しません。
新規の発注や既存注文の変更・取消が可能です(執行条件の変更はできません)。
プレ・クロージング中に板登録された注文は、同時に発生されたものとして取扱われます。
※プレ・クロージング開始時に板登録された引け条件付き注文及び不成注文を含みます。
立会終了時(板寄せ実施) 売買成立可能値幅は、直前約定値段等から更新値幅の2倍です。
売買成立可能値幅内で板寄せ要件が充足されない場合でも、大引け時の更新値幅の上限(下限)値段において、買い注文の累計数量(大引け時の更新値幅の上限(下限)値段及びそれより優先する値段の注文の合計数量)及び売り注文の累計数量がそれぞれ1単位以上存在する場合は、大引け時の更新値幅の上限(下限)値段で売買が成立します。
対象となる注文は「①売買成立可能値幅の上限(下限)値段に発注された注文」および「②当該値段に優先する値段に発注された注文」です。
例:ザラバでの最終値段が500円だった場合
約定の優先順位は以下の通りです。
①後場始値決定前の注文(同時呼値)
②後場ザラバ中の注文(時間優先)
③引け注文・不成注文、プレ・クロージング中の注文(同時呼値。ただし①の同時呼値とは区別) ※同時呼値=取引参加者毎に名寄せし、約定数量が決定されます。
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《余談》
アメリカ市場では
クロージング・オークションが導入されており
このシステムで取引されています。
クロージング・オークション
PM15:30取引終了の5分前
PM15:25〜PM15:30の間の
この5分間の売買取引は板寄せ
市場の寄り付きの扱いみたいなシステムだから
しばらくは様子見。
機関投資家のテクニカルな事で
価格が一揆に変動しやすいと怖い。
その間、
新規の発注や既存注文の変更・取消はできる。
(※執行条件の変更はできません)
慣れるまで、
PM15:25までに売買しようと思っています。