【2024年3月28日】

3月28日のニューヨーク株式相場

NYダウ終値、過去最高値を更新

ダウ工業株30種平均は

前日終値比47.29ドル高の

3万9807.37ドルと

過去最高値を更新して終了。

2営業日続伸した。


3月29日は米国株式市場が

グッドフライデー(聖金曜日)で休場


(読売新聞オンライン) 

https://news.yahoo.co.jp/articles/cde0b132dc6a17a17ff1758d9b6c57da971807ee


ハイテク株中心の

ナスダック総合指数は20.06ポイント安

1万6379.46で引けた。 


ニューヨーク証券取引所の出来高は 

前日比2億3271万株増の11億8663万株。

 
朝方発表された

昨年10~12月期の実質GDP(国内総生産)

確報値が上方修正されるなど、

午前の米経済指標は堅調な内容が相次いだ。


ただ、今後の米金融政策の行方を探る上で

翌日公表の個人消費支出(PCE)物価指数待ちで様子見気分が強く、ダウは取引序盤から前日終値を挟んで小動きに推移した。


米景気のソフトランディング期待が根強い中、ダウは終盤に上げ幅を拡大したが、

上値も限られた。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が前日の講演で

「利下げを急ぐ必要はない」と、

早期の利下げ開始に消極的な姿勢を表明。

相場の重しとなった。

 

ダウはこのところの強地合いを背景に

初の4万ドル到達が視野に入っている。

29日はグッドフライデー(聖金曜日)で 

米株式市場は休場。


同日にパウエルFRB議長が

対談で発言するため注目されている。


個別銘柄では、

スリーエムが1.4%高と、

ダウ銘柄で最大の上昇率だった。 

ベライゾン・コミュニケーションズ

が1.1%高。

フロリダ州の訴訟で和解が判明したウォルト・ディズニーが1.0%高。

原油高を眺めて石油大手シェブロンが0.9%高。インテルが0.8%高。

ゴールドマン・サックスと

トラベラーズがそれぞれ0.6%高。
一方、

アップルが1.1%安。

ウォルマートが0.9%安。

アムジェンは0.7%安。


NYダウ反発、

終値477ドル高の3万9760ドル

S&P500終値は最高値更新!!

(読売新聞オンライン)#Yahooニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/02fab62176e74d62784c4187f6b333bce45e1141?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240329&ctg=bus&bt=tw_up


《NYダウ推移》

《ナスダック総合推移》

《S&P500推移》


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先週分新規失業保険申請件数が予想外に減少、

10-12月期国内総生産(GDP)確定値が予想外に上方修正されるなど良好な結果を受けてダウは上昇も、金利の上昇でハイテクは下落し、まちまちで寄り付いた。連休を控えた調整が続き、終日売り買いが交錯したがダウは強い経済への期待を受けた買いが支え底堅く推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し過去最高値を更新。ナスダックは金利高が警戒されプラス圏を維持できず、まちまちで終了した。セクター別では、エネルギーや不動産管理・開発会社が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。

石油・天然ガス生産会社のエクソンモービル(XOM)や再生可能燃料会社のシェブロン(CVX)

は原油高に連れ、増益期待にそれぞれ上昇。

化粧品メーカーのエスティローダー(EL)は

アナリストの投資判断引き上げで上昇。

携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。 

トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(英語: Trump Media & Technology Group Corp./TMTG)は株価の行き過ぎ感など

が強まり下落。

投資家の恐怖心理を示すVIX指数は一時13を割り込んだ。