【2024年2月27日】

東京株式市場

日経平均株価 

3営業日連続で史上最高値を更新 


■日経平均株価
終値:39,239.52(+5.81)
高値:39,426.29
安値:39,113.03

■東証プライム
値上がり銘柄数:867
値下がり銘柄数:625
横ばい銘柄数: 40

■TOPIX東証株価指数
終値:2,678.46(+4.84)

急ピッチな上昇に警戒感広がり
売り買い交錯
(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) 

https://news.yahoo.co.jp/articles/9fceef6da2bb1af52ab7b5a8aa7b1834bacaefee

《日経平均株価推移》


  •  配信】

[27日 ロイター]- レガシー


自動車株の最近数週間の値動きを見ると、

既存大手メーカーが電気自動車(EV)メーカーを

アウトパフォームしている。

足下でEV需要は鈍化し、

ガソリン車からEVへの移行には

より長い時間がかかることがうかがえる。

こうした中でゼネラル・モーターズ(GM)、

フォード・モーター、メルセデスなどは

これまで野心的だったEV戦略をやや後退させ、

利益率の高いガソリン車の生産を優先。

この現実的な対応が

投資家に評価されているようだ。

EVの雄として過去数年間、

既存大手メーカーに比べて株価が圧倒的に好調

だったテスラだが、

今年に入ると20%近く値下がりしている。

一方GMやステランティスは約10%の上昇。

EVよりもハイブリッド車を重視しているトヨタ自動車の株価も38%上がった。


CFRAのアナリスト、ギャレット・ネルソン氏は「既存メーカーは消費者の態度と市場環境に即して行動しており、それらは大半のEVモデルへの関心がないことが明確に示されている」と指摘した。

EVを取り巻く状況が厳しくなってきた一因は、

販売が振るわない中で製造・開発コストの増大

が続いていることだ。

また中国勢の参入で競争も激化。

さらに一部モデルが

米政府の購入補助金資格を失いつつある点や、

金利上昇により、所有コストも高まっている。

そのためテスラ以外でも、

ルーシッドが年初来で25%近く下落し、

リビアンの株価はほぼ半分になってしまった。