2024年2月15日
ニューヨーク市場
終値
<米国NYダウ工業30種平均>
38,773.12ドル(前日比+348.85ドル高)
<米国NASDAQ(ナスダック)総合
>
15,906.17ドル(前日比+47.03ドル高)
<米国S&P500>
5,029.73ドル(前日比+29.11ドル高)
https://news.yahoo.co.jp/articles/abf428c2c7b8e15e2bf432b519d48e44b5466f42
チャットGPTなどの【生成AI】の登場はビジネスに大きな影響を与えつつある。立教大学ビジネススクールの田中道昭教授は「生成AIの登場によって、
IT業界牽引する企業は『GAFAM』から『GOMA』に変わりそうだ」という――。
■「GAFAM」から「GOMA」へ
現在のIT業界はGAFAMに代表されるビッグテックが牽引しています。それどころか、規模でいえばIT業界のみならず、産業界そのものをビッグテックが牽引しているといっても過言ではないでしょう。 そのビッグテックとして、GAFAM――グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト――がテック業界を支配し、世界を支配しているというのがビジネス界の見方でしたが、生成AIの登場でこのビッグテックにも変化が起こっているのです。 米国で長い歴史を持つ月刊誌の『アトランティック(The Atlantic)』が、23年10月に「AIの未来はGOMA(ゴーマ)だ(The Future of AI Is GOMA)」と題する記事を掲載したのです。 この記事によれば、これまで検索ならグーグル、ショッピングならアマゾンといった具合に、インターネット上で行うすべては、少数のテック企業、GAFAMに支配されてきました。最近の独禁法訴訟や内部告発などを考えても、これら少数の企業によって世界が支配されていると考えるのは難しいことではありません。
■ビッグテックの構成が変わりつつある ところが生成AIの登場によって、このバランスが崩れ、GAFAMからGOMAに変わろうとしている、というのです。 GOMAとは、グーグル(Google)、オープンAI(OpenAI)、マイクロソフト(Microsoft)、そしてアンソロピック(Anthropic)の4社です。 グーグルは生成AIのバードで、オープンAIはチャットGPT、マイクロソフトはやはりチャットGPTを駆使した「新しいビング」やコパイロットで、登場したばかりの生成AI市場の覇権を握ろうとしています。 アンソロピックというのは、米カリフォルニア州で21年に設立された人工知能を扱うスタートアップ企業ですが、設立メンバーはオープンAIにいた社員です。汎用(はんよう)人工知能(AGI)と大規模言語モデルの開発を専門としている企業ですが、設立翌年の22年には、グーグルから4億ドルの投資を受け、グーグルクラウドと正式に提携しています。
(プレジデントオンライン) #Yahooニュース
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