いつもありがとうございます、宇都宮です


京都では紅葉より少し早く、特別拝観・特別公開が続々と行われていますね




すーぐブログの更新をサボってしまいますが、少し思うことがあったので更新です!



10月の終わりに、高校の時の友達が京都に遊びに来てくれておでかけしました
なかなか歴史や芸術に触れたオススメ小旅になったのでまた道順のブログも更新しますね!




で、その小旅の計画を立てている時、ランチはどこにしようかな~と考えていたらたまたまテレビで「幾松」という料理旅館で食事しているところが出てきて、最近わたしのハマっているむかごが出てきて美味しそう!と思って、少し高めのランチになりますが友達に許してもろて幾松でお昼をすることにしました。


で、お昼。
幾松に着きました。
2人で食べるには広すぎるような大きなお部屋に通してもらって、秘密の案件でもまとめなあかんのかいな?と思っていたら、お食事の前に別室で、この「幾松」についての説明をしてくださるそう。
別室に通してもらうとまたなんか凄いな~と思いながら待っていると説明の方が来てくれました。



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料理旅館の名前の「幾松」とは長州藩士桂小五郎の恋人で、ゆくゆくは正妻となった芸妓さんの名前でした。
ざっくりすぎる説明になりましたが、長州藩、幕末、明治維新、そして桂小五郎のちの木戸孝允を支えてきた女性です。



説明を聞いて、また広ーいお部屋に戻ってきてお食事を呼ばれました。
どうしてもランチなので夜の会席より値段も安価な分、焼き物のお魚の種類も安価なものだったりお料理はそこそこ美味しくいただきました。



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奥の掛け軸は西郷隆盛の直筆のものだそうです。







幾松に行って、わたしの中に残った気持ちは「恥ずかしい。」でした。


小・中・高と歴史の勉強はしてきたので大体の流れはわかります。
でも、わたしは桂小五郎が木戸孝允たったことも知りませんでした。
もちろん幾松と聞いて桂小五郎に結びつくこともありませんでした。

帰ってから往診先の患者さんに幾松に行ってきましたという話をしたら、「幾松って桂小五郎の?」と返ってきたし、お母さんに電話したら「ああ、幾松ってあの幾松か~、木戸孝允でしょ。幕末の藩士は日本全国にお嫁さんがいたけど桂小五郎だけは幾松だけだったって。本当かわからないけど」と返ってきました。



昔、友達に付き合ってホストクラブに行った時に、席に来た男の子が種子島出身だと言うので「鉄砲伝来か~」と言ったら、ホストにも友達にも「あつちゃん歴女なん!?」と言われて、ハァ?一般常識でしょ?と馬鹿にした気持ちになっていましたが、実はわたしは人のことを笑える立場ではありませんでした。

患者さんが大河ドラマが好きだから知ってたのかもしれないしお母さんが読書家だから知っていたのかもしれない。
普通は知らないことなのかもしれないけれど、わたしの周りはみんな知っていました。

なーんにも知らずに幾松に行って、場違いというか勉強不足というかなんというか…



で!

歴女になりたいわけではなくて(れきじょを否定しているわけではありません)、日本について勉強することにしました。



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「醒めぬ炎」

レビューを見ていると小説というよりも歴史書に近いようですが、かたよった話になっていない、長州藩や木戸孝允だけでなく幕末志士たちのことがわかるそうで、いつもファンタジーや盛り上がりのある本ばかり読んでいるわたしには少し難しいとはおもいますが、ちょっとずつ読んでいこうと思います。





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「世に棲む日日」

あと、盛り上がりのあるほうが読みやすいかなーと思ってちょっとかたよりのありそうな本を…笑






どんどんと夜が長くなってきたので時間もたーーっぷりあります!





みなさんも、あ~きの夜長を♪楽しんでくださいね(^O^)

季節の変わり目真っ只中、ぎっくり腰や寝違え、風邪や花粉症!みなさん気をつけてくださいね