学生時代、私には1人暮らしをするお金がありませんでした。

大学は京都にありましたが、毎月定期を買って通うほうが安かったんです。

 

神戸の僻地から京都まで、片道3時間、週に4~5日、4年間通い続けました。

冷静に考えるととてつもない時間を移動に費やしたものです。

 

朝の9時から必修授業がある期もあり、そんなときは朝5時半におきて出発していました。

結果、授業も後半になるとグースカ寝ることも。。。。

"大学に行くこと"が目的となっていたような気がします。

 

ですが、この経験は貴重な経験だったと今は思っています。

 

電車とバスで移動していたのですが、移動中はほとんど読書をしていました。

紙の本です。

私の学生時代はスマホもタブレットもまだ出てきたばかりの時期でした。

そのため、4,5冊の本を持って家を出て、車内でボーっと読みふける。。。

(重くて肩が痛かったですねぇ。。。)

そんなことを4年間ずーっと続けていたわけです。

 

で、本を読んで学んだことが貴重だった。。。。わけではありません。

なかには学びになった本もありましたが、お恥ずかしいことに内容なんてほとんど覚えてません。

ではなにかというと"時間て大切だな"と思えたことが、貴重な体験だったんですね。

 

なんせ、片道3時間、往復6時間、毎日本を読むくらいしかなにもできないわけです。

これだけの時間、バイトしていれば、時給800円でも4800円も稼げちゃうわけです。

年間200日ほど学校まで通っていたので年間96万円稼げたわけですね。。。

それも4年間に換算したら、384万円。

(わお、学費8割くらい稼げちゃってるよ。。。。)

 

さらに、冷静に考えてみましょう。

そもそも私は1人暮らしするお金がないから、わざわざ片道3時間かけて通ってたわけですね。

でもでも、年間96万円を捨てて通ってたわけです。(単純計算ですけど)

これを12ヶ月で割ると月8万円。

 

すでにお気づきの人もおられるでしょう。

そう、"8万あったら1人くらし出来たんじゃね?"ってなわけです。

仰るとおりできたでしょう。

間違いなく。

ですが、あのころの私はそれに気づけなかった。

気づかないどころか想像することすらできなかった。

 

"自分の時間がいくらになるのか"そんなこと、思いもしなかったのです。

 

次回は"それ"を考えるようになったころのお話をしたいと思います。