一般棟での一部の利用者の話し。 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

一般棟ですが半分以上が認知症の利用者です。
そんな訳で色々問題も起きる訳なんですが……


多くの利用者さんたちは認知症の利用者さんたちに寛大です。

ですが一部の利用者さんは、結構意地悪しているみたいですね。



あいつはバカだ。
邪魔だ。

時にはレク活動でも仲間外れにしている場合も結構あります。


いくら認知症でもバカだ、邪魔だとか言われれば、自分の事だとわかります。
悲しくて泣いている利用者も時々見かけます。




そんなところ見かければやっぱり認知症棟での生活のほうが良いのかな〜と考えてしまいますよね。
でも全ての認知症の利用者を認知症棟に集めることはできません。
施設の回転率を考えれば、どうしても認知症の利用者も一般棟で介護しなくてはならないので。

私も多少認知症が進んだ利用者を自分のフロアで受け入れるようにしています。
以前の管理者なら、一般棟では無理だと言っていたでしょう。
でも自分は断ってきませんでした。


でも最近はそれじゃダメなのかな〜と考える時もあります。

クリアな利用者に取ったら迷惑な存在なのかもしれません。



また認知症の利用者のことを、よく面倒見てくれる利用者さんもいます。
また危ないことをしていたら職員に教えてくれる利用者さんもいます。
多くの利用者はそんな人が多いんですけど、一部の利用者はそうとは限らないのが現実です。


だからと言ってバカにする利用者を教育するようなことはできませんからね〜。
(勿論そんな事をしないようにお願いはするが)
そんな時は職員が間に入って、仲を取り持つようにしていますが、完全に見守ることは出来ませんから、知らないところでチクチクやられているみたいです。




このようなことは認知症棟時代には無かったことです。
今はそれが悩みの種になっています。