もともと一般棟と認知症棟の区別をしていたフロアでした。 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

一般棟でも認知症ケアを根付かせたいとケアマネに相談されて自分なりに考えてみました。
でも答えが出ず、自分のフロアのその日出勤していた介護リーダーにもそのことを相談してみました。

その介護リーダーも私と一緒に一般棟に異動になった職員です。
もともとは認知症棟の一職員で、異動とともにリーダーへと昇進した職員です。


そのリーダーいわく…
一般棟の職員は、認知症棟と一般棟の役割を区別したがる傾向にあるので難しいのではないかと……………

私も認知症棟と比べたら今の一般棟の認知症利用者はBPSDも軽度で、認知症棟で勤務していた我々にとってはそれほど苦にならないし、まだまだ一般棟でも生活できる範囲の中核症状レベルだと思っています。でも必ずしも皆んながそう思っている訳ではありません。

二言目には一般棟では限界だと言ってきます。




ケアマネには一般棟に認知症ケアを根付かせるのには時間がかかると報告。
勿論諦めたわけでは無いのですが、それを始めるには準備と認知症の理解を一から理解してもらうしかありません。
理事長の運営理念でも全ての職員が認知症ケアに理解を求める文言がうたわれています。
でも実際は運営理念どうりに職員は考えていないのが現状なんでしょう。



もともと前任の管理者が一般棟と認知症棟の区別を考えていた管理者で、いま残っている職員の殆どが、その管理者のもとで勤務していた職員です。
そこに私が異動になったからといって、急に認知症の理解を求めても簡単ではないですよね。


さて、これからどうするか……………

(◞‸◟)