後輩は先輩の背中を見て育つ。 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

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福祉施設で複数職員が入所者に暴行か

 福祉施設で入所者の暴行をした罪に問われている元職員の男の裁判で、男は起訴内容を認め、検察側は懲役1年を求刑しました。
 起訴状などによりますと、江差町の福祉施設でおこった被告28歳は、施設の職員だったおととし8月中旬ころ、施設内で入所者の男性に対し顔を何度も殴るなどの暴行を加えた罪に問われています。
 
 検察側は、冒頭陳述で「被告人は10年前に施設で勤務を始めてから、先輩職員が入所者を怒鳴ったり殴ったりしているのを目にして自らも同じことをすることに抵抗感がなくなり、何度も暴力をふるっていた」と指摘しました。
 
 こうした状況に検察側は「福祉施設の職員としてあるまじき身勝手な行為で酌量の余地はなく、施設でも組織的な黙認や隠ぺいが行われていたことがうかがえる」と指摘

 一方の弁護側は「施設の指導が不適切で業務内容や勤務時間も他の施設に比べて多かった」と述べ罰金刑を求めました。


ネット記事一部抜粋





最近この手のニュースが多いので記事にしようか迷ったんですけど……………
( ;´Д`)

やっぱり記事にしてみました。




虐待のおきる原因として先輩職員の対応の不適切さも、大いに関係するんですよね。
後輩は先輩の背中を見て育ちますから。

これは身をもって痛感しています。

勿論これが全てではないですけど、虐待がおきる要因の一つでもあることは間違い無いと思っています。


私も自分の介護を考えると利用者にたいして
「あれはマズかったな〜」
「ちょっと言い過ぎたかな〜」っと反省することは凄く多いです。
私の姿を見て職員は育ちますし、他の職員たちは私が考えている以上に、私の働き方を見ていると思いますから…



ただ虐待を起こさずに、何とか踏み止まれる職員は自分の不適切さに反省できる職員は多かったですね。
また、そんな状況になりそうな時は相談して来てくれます。


私の経験で一番厄介だったのは、虐待していることに疑問を持たない職員もいました。
ただ自分の好き嫌いで利用者を区別する職員とか。
また虐待の原因を運営だけのせいにする職員もいましたね。


利用者に対して好き嫌いはあるのもしょうがないし、運営の悪さからストレスがあるのでしょうけど、それでも虐待を起こさない職員のほうが多いですよね。
結局本人の問題なんでしょう。



正直私もギリギリのところで仕事をしているように感じます。もしかしたら自分も加害者になってしまいそうな気持ちになる時もありますから。


このようなニュースを見ると自分の仕事ぶりを考えさせられます。
( ;´Д`)