ここのところ鬱関連の記事が続きます。
(⌒-⌒; )
認知症高齢者と違い鬱病の介護は一筋縄ではいきません。
先日も鬱から起こっているだろう不安障害が職員を悩ませます。
また妄想も強く、他の利用者とのトラブルも絶えません。
ちょっと目を離すと取っ組み合いの喧嘩が始まります。
あの人がお金を盗んだ…
私はここで一人で死ぬんだわ…
夜になると誰かが部屋に入ってきて…
私を殺しに来る…
このようなことは認知症の人でも珍しくないし、傾聴やコミュニケーション技術、また色々な対処療法で気分を他に移すことは比較的簡単です。
ただ鬱病の人になると全く効果が見られません。
先ずは傾聴して話を聞く段階にならない……………
もうパニックって職員の言葉も耳に入らないし…
先日も他の利用者と取っ組み合いの喧嘩になった為
一旦外に気分転換をはかりに外に出たのですが、そこから延々と話が長くなるのです。
もうパニックっていますから一方的に自分の思いを話し続けます。(泣きながら)
私もそれに対し我慢強く傾聴するのですが一向に話は終わりません。
正直私の心の中で「もう休憩時間なんだけどなぁ〜」と考えていました。(⌒-⌒; )
イライラも正直あるし。
でもこれも自分の勉強だと思い昼食は諦めて、とことん付き合おうと思っていたところ、30分くらいしたら事務所からケアマネが応援に来てくれました。
「とりあえず、もうお部屋に戻りましょう」と…
でもそこからがまた長くなります。
(⌒-⌒; )
私は殺される…
部屋にいても死ぬだけだから…
でもこのままでも部屋に戻れる気配は無いので、ケアマネと一緒に引きずるように部屋に案内。
ある意味虐待か!って思ってしまうのでした。
それからケアマネと二人で延々と部屋で過ごしていましたが、ケアマネもキリがないと思ったのかフロアに戻って来ました。
もうここで生活出来るレベルではない…
(-。-;
後は施設長(医師)に精神科の受診をお願いしましょう。
正直受診というレベルではなく措置入院のレベルかなぁ〜。
っと言っていました。
(; ̄ェ ̄)
一日中部屋に閉じこもり切りだし、居室から出てくれば他の利用者とトラブルも起こすし。
何よりこれからは自殺念慮も起こる可能性もあるだろうから。
今になって言うのもおかしいですが、鬱病の利用者が認知症棟にいるのが間違っていたのでしょう。
ケアマネもまさかここまでとは思っていなかったし、入居してきた当時はここまで酷くなかったから、私も予想外でした。
やっぱり生活する環境が変わり鬱症状が悪化したのでしょうね。
また私もあまく考えていました。
認知症からくる鬱症状とは違い、まったく今までの経験が通用しません。
ケアマネもうちの施設なら対応できるとあまく考えていたのでしょう。
この先施設長がどう判断するか心配です。
(; ̄ェ ̄)