できないことの言い訳だと感じました。う | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

福祉新聞
未経験者が介護に転職で20万円 2年働けば返済免除の新制度


 厚生労働省は来年度から、未経験者が福祉分野に就職すると20万円の支援金を支払う新たな制度を創設する。
2年間現場で働くことなどの条件を満たせば返済を免除。新型コロナウイルス感染症の影響で失業者が増える中、福祉職場を受け皿として参入を促進する狙いがあるという。


ネットニュース抜粋




介護人材を増やすために政府も色々な政策を考えます。


就職難から介護への転職に乗り出すのは、あまり歓迎はしないけど人材が増えればそれはそれで嬉しい…!?

ただ誰でもできる仕事だとは考えて欲しくないし、向き不向きも大いに関係ありますから。
簡単に考えて、不適切な介護や虐待が蔓延っては困ります。



ただ就職難から流れ込む職員が増えても、誰もが不適切な介護をするとは限りません。
殆どの人は真面目に働いてくれている職員のほうが多かった気がしますね…
今までの経験上……………




もう一つ問題は、未経験の職員が就職してきても、ちゃんとした研修を受けさすことが出来ないのが現状で、人材不足が原因で現場指導も曖昧のままで研修期間が過ぎてしまうことも多いです。

私ですら自分の業務を疎かにして現場優先で介護にあたり、気がついたらもう一日は終わり…
(⌒-⌒; )
やっと現場の仕事がひと段落したらパソコンの前に落ち着くことが殆ど。新しい職員に介護のノウハウを指導することなんてなかなか難しいです。

なので新人職員もこんな業界に見切りをつけ、辞めていく人も後を絶ちません。





解ってはいるんです…

自分やリーダー級の職員が業務から離れて新人指導に当たらなければならないのは…
そうした事からコツコツと人材を育成して行かなければ、この先も同じことの繰り返しです。
ですが今は毎日の現場業務を回すことで精一杯。




人材を確保するために政府が行う政策も理解できますが、多くの施設では人材を育成することに、かなり大きな負担があることも現実です。

でも現場を後回しにしてでも携わるべきリーダーが人材を育成していくしかないんでしょうね。
やるからには断固たる決意が必要な様です。