認知症介護でよく見られるケースを紹介します。
まあ〜、認知症の利用者では無くても介護現場ではよく見かける行動なので参考にして欲しいです。
転倒の恐れがある利用者さんが立ち上がろうとした時、直ぐに近くに駆け寄り、声かけやサポートをおこなう職員は多いでしょう。
一見丁寧な対応にも思われるのですが、ここに誤りがあるのです。
重要なのは、本人が何をしたいのか、まずは観察をする。
その後に介助が必要なのか、必要で無いのかを判断することが重要なのです。
詳しくは動画を観てくださいね。
またこれと似たようなパターンとして、床に落とした物を拾おうとしている利用者さんがいたとします。
「危ないから私が拾いますよ〜」
っと自分がその利用者さんに代わって、落とした物を拾ったりしませんか?
状況としては正しい対応にも思いますが、これも利用者の出来ることを奪っている対応にもなるのです。
正しくはそっと近くに付き添い、転倒しないように体を支えたり、直ぐに手を差し伸べられるよう準備していることが良いとされています。
人は何かをしようとする時、自分の体のバランスを保とうと意識します。
しかしこれらの行動を制限してしまったら…
そうですね〜 ^_^
利用者さんのパランスを保つ能力を低下させることにもつながります。
そうなると予期せぬ転倒が増えることにもつながるのです。
一見丁寧な対応にも思いますが利用者さんの為にも少しだけ観察することを意識してみませんか。
そうすることで自分自身のストレスもグッと軽減してきます。
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