見て見ぬ振りをしているの。 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

先日ケアマネからこの様な指摘を受けました。

「利用者さんが困っているのに知らん顔している職員が多い」


利用者さんが困っていると言うより、その利用者さんは特定の職員に依存しており、ずっと一日中特定の職員に着きまっとってるのが正しいのかなぁ…


ケアマネいわく…
当日出勤している職員がみんなで協力をして、交代で携わって欲しい。



他の職員からしてみれば自分が着きまとわれると面倒だから、できるだけ自分は関わりたく無いと思っているのかも知れません。

またその利用者さんも他の職員には目もくれず、自分の話を真剣に聞いてくれる職員にしか近寄らない訳なんですけど…

他の職員に話を聞いてみると、ターゲットになる職員がいないと意外と静かな様です。
しかしイライラ、うつ症状はあり、ずっと廊下を歩きまわっている様ですね…
(自分が目的にしている職員が来るまで)



実際フロアの職員もその利用者さんは転倒の危険性も無いので、余程のことがない限り関わる事が少ないのは事実…
優先順序としてBPSDが激しく、転倒リスクの高い利用者に張り付いているのはしょうがない面もあるのでしょう。



人員が少ないので優先順序をつけて携わるのはしょうがない…
だけど、ただ面倒だから携わりたくないのは如何なものだろう…

実際は優先順序を付けているのか、面倒だから携わらないかは解りませんが……………





でも実際は職員の数からすると優先順序をつけるしかないのが現状ですよね…
きっとフロアの職員も優先順序を見極めて対応しているんだと思います。

………………………………………。
そう信じたいです。(⌒-⌒; )



ただ我々も人間ですから面倒な利用者には出来るだけ関わりたくないと思うのも事実…
私もそんな時ありますから…


食事や排泄、歩行も問題なくできてしまう利用者って意外と放置されることは多いです。
放置っていう言葉は適切じゃないけど、困っている時に見て見ぬ振りをしてしまっていたら放置と言われてもしょうがないのかな…

きっとケアマネはそれを言いたかったのかもしれません。