暴力を受けたのは自分が悪かったと解っています。 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

認知症介護において暴力や暴言、セクハラ等はある意味セットみたいな面はあります。
確かに許される行為ではありませんが、私のフロアで働く職員にはある程度は覚悟しておいて欲しいとは伝えてあります。


まあ〜世間で騒がれているほど、うちの職場ではそのような利用者は少ないですけど……………

;^_^A




それでも職場で職員の様子を見ていると、実に上手く利用者と接している職員もいれば「これじゃ〜暴力だって暴言だって言われるよ」と思わせるような職員もやっぱりいます。





そう言えば随分前に男性利用者に羽交い締めにあった職員がいました。

言葉使いこそ敬語ではありますが、一言一言にトゲがあり、誰から見てもコリャ〜ボコられる…だろう言葉使いです。


確かにこの男性利用者は暴力癖があり、特に注意が必要な利用者ではあったのですが、暴力を振るわれるのは大抵同じ職員ばかりです。

逆に多少の暴力行為は受けるものの、毎回無難に接する事ができる職員もいます。
むしろ無難に対応できる職員の方が多いです。


じゃあ〜 暴力を受けた職員が悪いとでも言うの…


;^_^A いやいや。
そんなことは言いません。



でも無難に対応できる職員と、そうじゃ無い職員との違いは何なのかは考えて欲しいところです。






ただ沢山の利用者と接する中では利用者との相性もあるでしょう。

私も利用者との相性が悪く、暴言を言われたことは沢山ありましたが、「暴言を言わる節が私にもありました」

原因は自分にあると心の中で解っていたのです。
σ^_^;



それは利用者とのやり取りでついついムキになり、引くべきタイミングを逃してしまうときなど…


これは確実にやられますね〜。







暴力、暴言を受ける方が悪い。
あなたの対応の仕方が悪いんでしょう。

そんな上司からの心ない言葉を受けた人も多いでしょう。


上司としては、この言い方は確かにマズイとは思います。
;^_^A

私は絶対言いません。




ですが私も暴力や暴言を受けた事があるからこそ、解ったことがあります。


確かに自分に原因があったということ…




まあ〜そこは自分でも認めたく無い部分でもあるんですが。





認知症というハンデがあり、見当識障害や物忘れ、せん妄や幻覚といった症状で混乱をきたしやすいのは事実です。

そこで重要なのはファーストコンタクト。


それは言葉がけだけにいたらず、相手の視野に入るところから重要です。


ここではそれについてのノウハウは語りませんが、大抵ファーストコンタクトで失敗すると暴力癖のある利用者に
はガツンと一発やられちゃいます。
(≧∇≦)








お詫び。
暴力癖という言葉は、本来正しい使い方ではありません。
記事を紹介するにあたりイメージしやすいように使ったものです。
ここにお詫びします。