日本と他国の違い。転倒事故 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

介護事故…
とりわけ転倒事故については日本人と外国人とでは、考え方が違うようです。


日本では転倒事故に関する責任は介護職員、または法人に責任が科せられるケースが多いです。
身内をあずけている家族の認識も、何かあれば法人の責任と訴える家族も多いです。

法人側も転倒事故が起きれば現場は何をしているんだ!と現場の責任にしてしまう施設もあるみたいですし。



しかし他国では、歩行して転倒しても本人が選んで歩行した結果である…。認知症であっても自分が行動を起こす選択肢は本人のものである…という認識らしいです。


この考えは私が参加してきた介護部会で議題になった一例ですが、少なからず日本と他国の転倒事故に関する認識の違いはあるでしょう。




転倒事故に関するある程度の認識の違いは判りましたが、この考えだとそこいらじゅうで転倒事故が発生しないのかなぁ〜?って考えてしまいます。
勿論、認知症であっても、また多少の歩行障害があったとしても、歩きたいという願いは当たり前の願いだと思います。





まあ〜 外国と日本では介護環境も違うだろうし、そのような考えでも安全が保たれているのかもしれませんね。
勿論他国の介護施設でも転倒を良しとは していないでしょうから。