普段認知症の外部研修や、職場では認知症ケアについての実技指導に携わる役割も任されていますが、どうしてもケアが難しい認知症高齢者にも出くわすことは非常に多いです。
今までの経験や教科書上の知識の中では説明ができます…
ですが実際はそうも簡単にはいかないケースも時々起きますね…
;^_^A
入所して3ヶ月、一度も入浴をしてくれない利用者さんが現在私の担当利用者の中にいます。
軽度認知症…
見かけはどこかの家族が面会に来ているのかと思えるくらいしっかりしている。 綺麗なジャケットを羽織り、上履きは比較的高いヒールの靴を履き、いわゆる介護用の靴なんて履けないわ!と言って、入所してきたまんまの姿で3ヶ月が経ってしまいました。
;^_^A
ある程度しっかりしているので、お風呂に入れるように促しても誤魔化しは全く通用しません。
あらゆる手段を試したんですけどね〜。
;^_^A
最終的には「家に帰ったら入ります」って断固として拒否なんです…
そこで一度家に帰って入浴を促したんですけど、家に帰ったら帰ったで「ここは私の家じゃない」とこれまた拒否…
;^_^A ここはやっぱり認知症ですね〜。
他の職員からは「このままでいいの?」
「髪の毛もガビガビだよ」
「パンツも交換してくれない不衛生じゃん」
って私が言われています。 ;^_^A
体も健康で力も強いから無理矢理な介助はできないし、今はこのまま様子みるしかありませんね〜。
3ヶ月経ってやっと清拭を自分でしてくれるようになりました。
時間をかけて段階的にアプローチしていく方法が良いだろうとケアマネと話し合い、次は足浴をチャレンジしてみようと思います。
認知症介護…
分かっているけど教科書どおりにはいきませんね…