お父さんに追い出される | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

昨日の夜勤明け…
先日のブログの記事にも書きました
私を自分の旦那さんと間違えていた利用者さんの続編です。
;^_^A



昨日の朝方、もいつものように自分の居室から
四つん這いになってフロアに起きてきました。
お決まりのパターンです。
;^_^A


でもいつものようにセンサー反応が嵐のような状態…
(明け方のオムツ交換中にいつもセンサが嵐のような状態になる)




私の夜勤の相方が…
「ごめんね〜 いま話し聞いてあげられないの〜」
と走りながら声をかけていました。;^_^A
私も遠目で見守ることしかできませんでした。


そんな状態が1時間半ほど続く…
転倒リスクのある利用者の対応とオムツ交換を優先しなくちゃならなかったので、ここは我慢してもらいました。
(ーー;)


5分ほどセンサー反応も落ち着きフロアに戻ると
その利用者さんはシクシク泣いています。

ごめんなさい…
寂しかったでしょう?っと相方が声をかけます。


すると今日の反応は、「お父さんに家を追い出された…」
って……………;^_^A

どうやら今日は、私をお父さんと間違えていない様子。


短い時間でしたが相方がその利用者の対応をして
しばらく傾聴…
私もその後ろで苦笑いをしながら見つめていました。


5分ほど傾聴をして気が済んだのか、また自分で四つん這いになりながら部屋に帰ります。



毎回のように旦那さんのことを思い出しながら、朝方に
起き出してくるその利用者さん…
相当寂しい思いをしているんでしょうね。

朝方の忙しい時間帯…
ほんの5分ほどの傾聴もできないのは申し訳ないなぁ〜と
反省をしながら再び始まったセンサーコールの対応に
走り出す私たちでした。
(ーー;)

本来1時間半も一人でフロアに残したままなんて
私としては考えられない対応ですが、どこかで区切りをつけないと、他の利用者にも影響が出ますから。






最後に。
仮に政府が夜間の人員規定20人の利用者に対して職員を1.5人以上と定めてくれたら、この状況を改善できるのですがね〜 (4ユニット「40人」なら職員を3人にできる)
でも小規模のグループホーム(利用者20人)では
1.5人の職員配置なんて半端なことできないし……………

難しいです……………



(ーー;)