慣れも紙一重 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

慣れって恐ろしいです……………
良い意味でも、悪い意味でも。


(´・_・`)


入床介助が終わり夜が深まったとはいえ、高齢者はトイレに何度も行きますし
オムツに排泄は当たり前のようにあります。
もちろん排便、弄便、下痢…
意表をついて自分の手に付いてしまうことだって珍しくありません。
;^_^A

それは夜勤中 つかの間の食事の最中でも利用者は待ってくれない。
;^_^A



普通なら食事中の排便処理は誰でも嫌なものですが
今は全く嫌じゃない……………
嫌じゃないと言うより、気にならないって言ったほうが正しいですね……………
(´・_・`)

匂いが鼻に残っていても、便が手に付いたとしても
手をササッと洗って、何事も無かったように食事を続けています。
それは夕食にレトルトカレーを食べていたとしても…
夕食を食べながら今まさに処理した排泄の話をしながらだって平気です。
(^_^)

あえて嫌と言うならばカップ麺が伸びちゃった時かな。
σ^_^;



おそらく介護職の人はみんな同じかなって思います。
;^_^A






もう一つ精神的に麻痺して何も感じなくなっている事…

「もう早く死にたい…」 ~_~;

時々口癖のように言う利用者が、どこの施設でもいますよね……………

何か心の叫びでもあると思うのですが、その時は軽くあしらっている自分がいます。
「いやいや まだまだ元気だから… 」;^_^A
(元気な人ほどこの言葉を言うことが多い)

後になって不味かったな〜って思うのですが、そう毎回言われると「またか」って思ってしまうんですよね……………





これについてはまだまだ修行が足らないなぁ〜って思います。
;^_^A

本来なら言葉の背景に寄り添い、傾聴するべきなのですが。




長くこの業界にいるといろいろな面で、何とも思わなくなる事が増えてきます。
慣れっていうのは良い面も、悪い面も紙一重です……………