優秀な人材は辞めてしまう | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

優秀な人材が定着しない。
そんな悩みがどこの企業でも問題になっているようです。


もちろん介護業界でも問題になっていますよね。
私の施設でも半年間で数人の優秀な職員が退職してしまいました。
(; ̄ェ ̄)


優秀な人材が定着しない理由として、こんな事があるようです。

「過度な働きを求める」
「貢献を評価しない」
「スキルが伸ばせない」
「目標を与えない」

( ´Д`)y━・~~ なんか分かるような気がする

特に仕事できる職員て、目標を持って仕事している人が多いです。
それは介護福祉士の資格を取得することやケアマネの資格を取得することでは無く、いかに施設に貢献して、良い施設にしたいって願っている…………
(´・_・`)


自分が働いている環境に対し愛があるって言うのかな〜?


勿論、いかに利用者に良い環境で生活の場を提供できるのかとか、負担のかからない介護技術を身につけて提供するとかも考えているけど、優秀な人材はそれだけを考えている訳では無いようです。(´・_・`)


大抵の職員って文句は言うけど、それに対しての具体的な対策まで考えていない。
それに対し、優秀な職員は問題解決に対して具体的な対策案まで考えた上で意見を提案します。

しかし具体的な対策まで提案しても、施設は「できない」の一点張り。
意見に対し考えてももらえない状態がほとんどです。
(; ̄ェ ̄)



これじゃあ、仕事が出来る職員にとって、やり甲斐の欠片も無いですよね。
;^_^A


優秀な職員は目標を持って仕事をしている。
それに対しての(貢献) 評価をしてくれない。


目標=評価なんですよね。


(ーー;)




「優秀な人は…」と切り分けて考えてみたとき、私がいろいろな施設を見てきた経験の中で、そういう人たちが辞めている施設に共通していると思うこと。
一言でいうとそれは「閉塞感」ということです。






何の企業でもそうですが、優秀な人材を上手く動かし、活躍できる環境を与え、目標を与える。
全ての優秀な人材が低賃金のために辞めていくのではありません。






いかにやり甲斐のある施設なのか、いかにやり甲斐のある仕事なのかも人材を確保する方法でもある事を分かってもらいたいですね
( ̄Д ̄)ノ